狙われたダミアン
今回はまずダミアンを狙う陰謀の魔の手が・・・というお話。その陰謀の主は同級生の三角顔の陰キャのジョージ。実は先週のあのおマヌケスパイは彼がデズモンド兄弟を陥れるために雇っていたということで先週から続きます。しかしよりによってあんなおマヌケを雇ってしまったおかげで陰謀はもろに不発に終わってしまい、ついには自ら直接ダミアンに仕掛けようとするが・・・。
ここでアーニャがダミアンのピンチを助けることにということで、一応2人の親密度を上げることに貢献する羽目になっています。で、判明した事実は、ジョージの父が経営する製薬会社がデズモンドの会社に買収されることになって、これで自分は路頭に迷うことになってしまうと考えたジョージが、デズモンドを恨んで一矢報いようとしていたと。しかしどうもそれ以前から彼は陰キャすぎるせいでクラスメイトから無視されていた気配が。
で、陰キャのジョージ君も、どうせ明日から学園に通えなくなるんだろうけど、それでも自分だって楽しい学園生活送りたかったんだって話に、ダミアン君が何やら同情してしまったようで何だかんだと回りが世話を焼くことに。あのダミアン君、口は悪かったりするんですが、実際のところ悪いヤツではないんですよね。親のせいでいささか気を張りすぎなのと、本性が照れ屋であるからそれを誤魔化そうとしてボロボロになるのとで、基本的にツンデレ男です。今回のテーマって、やっぱり「ああ、あいつ本当は結構良い奴だよな」ってとこか。
同情したクラスメイトによって、陰キャのジョージ君は温かく送り出され、最後に最高の思い出を残してイーデンに別れを告げたジョージ君。ああ、いい話だな・・・のはずだったんだが、最後にしっかりとオチが付くのが流石にこの作品。ロイドがあっさりと「グルーマン製薬は買収はされるけど倒産はしないぞ」と、どうするんだろ?そんな盛上がっちゃってって感じで言っていたが、思い込みの強すぎるジョージ君は青くなったり赤くなったり。ありゃばつが悪いとかいう次元ではないわな。これは爆笑させてもらいました。
これはテレビオリジナルエピソードですかね
2話目は短めの話ですが、どうも原作に覚えがないところから見るとテレビオリジナルのようです。内容も動きが中心ですし。アーニャの忘れ物を届けにいくヨルさんのドタバタですが、彼女の常識外れの身体能力を紹介しています。なんせ彼女って、がちバトルになったらロイドよりも強いですから。
それにしてもロイドは日々任務の進捗状況を監視しているわけでしょうか? 恐らくアーニャにはバレてると思いますが。結局最後は、アーニャがヨルさんの自分のことを探している心の声に気付いて向こうから探してましたね。アーニャは最初の頃は回りの思考が一方的に頭に入り込んできて、それで疲れてしまったりしてましたが、少しはフィルタリングできるようになったんでしょうか? まあ前回にロイドに勉強を教えてもらっていた時に、父の頭の中が五月蠅すぎて集中できないってようなことを言っていたから、やっぱりまだかなり一方的に飛び込んでくるようだが。
相も変わらずこの作品は絶好調というところです。他の作品が次々と脱落していく中で、本当に今期は最終的にこれしか残らないかも・・・。
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