虫かぶり姫 第2話、第3話
あのいかにもの女、絶対主人公に罠かけてくるだろうと思っていたが早かったな。もういきなり第2話でかけてきた。それも「突き落とされました」というコテコテの濡れ衣。しかしヒロインが天然というか「えっ、この状態でどうやって?」って反応。罠にかけるにしても相手の状態を確認しないというお粗末さ。
しかもあちこちに媚びを売って味方につけたと思っていた男連中は皆ヒロインの味方。王子様自身が意図的に罠を張ってたってんだから何とも・・・。お粗末な陰謀劇でした。
結局、親父は贋作で一儲け、娘は王妃に収まってウハウハという考えだったそうですが、あのイケメン王子は思いの外聡明な上にヒロイン一途という、まあ現実には存在しないだろうなというような絵に描いたような見事な王子様。結局は、ええぃひかえおろうで決着がついてしまい、しかもヒロインとの結婚に反対していた公爵まで恩を売って味方につけて目出度し目出度しと・・・。
で、第3話はこの王子様がすべてを告白しつつ、ひたすらヒロインへの愛を語るというもうコテコテ展開。典型的な少女漫画の妄想世界ですわ。まあこれの男女入れ替えたような作品はなろう系にも多いが。
と言うわけで見事にヒロインは何もしないままに回りのワラワラいるイケメン軍団はヒロインにゾッコンという、正統派少女漫画ファンから腐女子まで網羅の妄想パターンに突入・・・ということは私としてはこれ以上付き合う理由もありませんね。今回で脱落します。
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