新米錬金術師の店舗経営 第1話「お店を手に入れた!」
うーん、初っ端から諸々の作品の影がちらつく作品だな。ハッキリ言って最近のお約束パターンを完全に踏襲しているオリジナリティの低い作品のようだ。
錬金術師だった両親を失って、自らも身を立てるためにも錬金術師を目指したヒロイン。師匠の薫陶も良かったおかげもあって、逆境から出発した割にはトントン拍子で成功して、とりあえず錬金術師の免状は獲得、そして師匠にハッパをかけられて辺境に自らの店を持つことに・・・ってところまでが今回。
ハッキリ言って、錬金術師という設定は初めてかも知らんが、これが辺境で薬局というパターンだったらやけに多いし、さらには知らない間に無双になっていた魔術師が辺境でスローライフというパターンもあった。どう転んでもいずれかに近いパターンに落ちそう。どう考えても世界征服を目指す魔王に立ち向かうというパターンの作品にはならないだろうと思うし。
ところで錬金術って、一般的には一番魔術と対極的な科学寄りの技術として扱うのが普通なんですが、この作品の錬金術って、創薬の最後で魔力込めてましたよね。結局はアイテム使った魔法の一種という位置づけになってますね。そう言えばこの世界における魔法の体系ってどうなってるんだろうか?
とりあえずしばし様子を見るが、辺境でスローライフのパターンに落ちたら私は脱落しそう。正直なところ今から既に毒にも薬にもならない空気がプンプンしている。
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