新米錬金術師の店舗経営 第2話、第3話
あり得ないほどにヒロイン周辺が順風満帆で進む作品だな。第2話ではヒロインが村の連中に大歓迎され、そしてお友達も出来ましたという話。第3話はさらにお友達(というか、借金で奴隷にしたかも(笑))が増え、村の連中からの信頼も勝ち得ましたという話。
それにしても無理矢理にヒロイン無双すぎだろう。どう考えても彼女って錬金術師でなくて、聖女に戦士のスキルも持っている。錬金術師が拳でクマをぶっ倒すなんてのが問題外だが、薬で腕をつなぐなんていう薬剤師以上のことをしてしまっているし・・・。切れた腕をつなぐなんて、無双の薬神様の使いでさえ「無理」って言うでしょう。あれは薬剤師でなくてブラックジャックの範疇。それにそもそも彼女は薬剤師でもなくて錬金術師。
まあ錬金術師らしくと言えば、切られた腕をカラクリのサイボーグにしちまったら、まあ錬金術師らしいわな。で、弟は鎧ってか。どう見たって、最初から彼女は錬金術師でなくて薬剤師なんですよね。しかも治療自体に魔術も使っているという。そういう点でご都合主義は炸裂しまくりだし、話に無理がありすぎて・・・。
とりあえず平和すぎて眠いという話にはならなかったようだが、基本的には安直に解決するので特に大きな問題はなしという世界に収まっているな。やっぱり大きな括りで辺境スローライフ作品の一環であることは間違いないようだ。もうちょっと様子を見て、退屈したら落ちます。
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