白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

リコリス・リコイル 第8話「Another day,amother dollar」

話は動き出したが、前半はこの作品らしいヘッポコ話から

 いよいよ本格的に千束の回りがザワザワとしてきました。何やら千束を巡る陰謀が動き出しています。

 なんですが、前半は経営危機のリコリコ再建作戦。このへっぽこさはこの作品らしいところ。どうも千束がかなり金にルーズな放漫経営のために財政面で危機に瀕していたようです。そこでしっかり者のたきなが新メニュー開発から質素倹約、収入拡大まで一気に手を打ちます。

   
Blu-rayの発売が既に始まっているのもいかにも今日的

 しかし満を持して投入した新メニューがどう見てもう○こパフェ。ミズキはもろにそれを感じたもののさすがに口に出せず。しかしインスタネタとして大受けしたのか、リコリコは大繁盛になったようです。ただ実際はこのう○こ、少々リアルすぎて食欲を削ぐような・・・。なおたきなはその自覚は全くしてなくて、口コミを見て初めてう○こと言われているのを知って大ショック。まあこの辺りのズレっぷりってのも彼女のキャラクターらしいところです。なんかドサクサにクルミまで店に出て手伝ってたけど、潜んでなくて大丈夫なのか?

 

 

そして急に騒がしくなってきた千束周辺

 そして千束のところには例の厨二テロリストが現れる。どうやらやはり千束と同じ組織の絡みのようです。本来は千束も殺し屋として育成されるはずだったようですが、恐らくミカの配慮でああなっちゃったんでしょう。千束は自分の命を救ってくれた慈善組織のように無邪気に思い込んでいるようですが、あの厨二の発言からすると、そんな甘い組織ではなくて、むしろどちらかと言えば悪の組織の模様。もっとも組織の目的がよくわからないし、あの厨二も組織の指示で動いているのか、自分の意向で勝手に動いているのかもハッキリしない。

 この世界は高度な監視社会で、しかも犯罪は影で始末することによって「治安は極めて良い」ということになっている模様。例の組織はそのような体制に刃向かう反社会的組織という線と、逆に体制側で社会に緊張感を生むために揺すぶる役割というのと両方が考えられる。印象としては、反社にしては大っぴらに動きすぎているような気がするんで、どうも権力中央と癒着してるんではって気がするが。

 で、こいつらが千束に接触を図ってきた。目的が今ひとつハッキリしないが、千束の人工心臓を摘出するか、何か細工をするかという雰囲気。何にせよ、千束を組織に都合の良いようにしようとしてるんだろうけど・・・。

 とりあえず千束を中心に話がかなり動き始めています。いよいよ話の核心に迫ってくるんだろうか。

 

 

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