白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

RWBY 氷雪帝国 第7話「Dreams come rued「自由のために」」

夢の中での大暴れ

 引っ張るな。まだ引っ張るとは思わなかった。ということは、この作品はもうワイスの救出だけで終わらせるつもりかな。まあ元々氷雪帝国ってのはワイスの精神世界のことのようだし。どうやら元々の作品はかなり長編みたいだから、つまりはその序盤の序盤だけってことか。

   
Blu-rayも発売されます

 今まではあの列車は見過ごして、その後から町に乗り込んでいたんだが、列車を救出することにしたようです。「夢は変えられる」ということで、今回は積極的に夢を変えていくのが戦略の模様。確かに夢が変化するという本来ならあり得ない状況にワイスはいささか混乱している模様。

 で、イマイチ頼りにならないジョーンがナイトメアの免疫があるとのことで好き勝手しているようです(何やら花粉症もどきのアレルギー反応は出ているようですが)。あっちの世界のチームJNPRの面々まで解放したと思ったら、何やら子供ワイスが大量発生して大混乱。あれってワイスが自ら抑圧してきた子供らしい心ってところなんだろうな。恐らくワイス自身も自分自身のそういう部分は自覚していない、というかあえて切り捨てようとして封印してきたんだろうという心象風景を描いている・・・んだろうな。

 

 

正直なところ、引っ張りすぎでしんどくなってきた

 その乱痴気騒ぎにワイスは呼び寄せられる形になって現れたが、そこに巨大ロボットが・・・ってノリだなあれは。恐らくあれもグリムの一形態で、ぶっ倒す必要があるんだろうとは思うが。

 にしても引っ張るよな。また内容が繰り返しみたいなところがあるから少々退屈でじれったい。それと私には何でもありな夢の中の世界の物語って苦手なんだよな。私のようなバリバリ理系には天敵みたいなものなんです、バリバリファンタジーは(笑)。私は「不思議の国のアリス」も大嫌いな人間なんで。

 正直なところ、私だったらこのワイトの夢の部分は核心となるエッセンスだけ引っ張り出して、2~3話で終わらせて、もっと本筋の方を進めるな。ここではワイスの心の中にある親父に対する恐れと裏腹の反発心のようなもの、ルビーやブレイクに対する複雑な感情、そして本当は抑圧されているワイスの真の心のようなものを描ければそれで良いんで。正直なところ長々とした展開は蛇足にしか見えん。

 

 

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