白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

黒の召喚士 第6話「コメと盗賊と勇者」

コメを求めて三千里・・・も行っとらんか

 魔王の娘まで仲間にして、いよいよ無双度が上がった主人公のパーティだが、ここで主人公が日本人に特有の「白い飯が食いてぇ」発作を起こしたのと、セラに世界を見せることを亡きビクトールと約束していたことから旅立ちへ。目指すは港湾都市のトラージ。やっぱり日本人である限り、コメへの執着は恐らく忘れることは出来ないだろうと思いますよ。そう言えば文系勇者もあっちの世界にいってミソと醤油は再現して、必死でラーメンの再現をさせてましたからね(ポンチョが成功したようだが)。そう言えば貴族の八男に転生してしまった奴も、やっぱりマグロの刺身のために必死で醤油を再現してたし、スライムに転生した奴も日本食を再現してたな。

   
原作は小説ですがコミックも出ている模様

 で、その途中で盗賊団と遭遇だが、無敵のケルヴィン様はさっさと相手のレベルを読み取って、自分で戦うのもダルいから少し元気が有り余り気味のセラにちょっとした肩慣らしをさせると・・・。にしても魔王の娘って魔法中心で戦うのかと思っていたが、バリバリのマッチョファイターのようです。職業的には武闘家ってところか? 前衛は死霊騎士のジェラールもいるが。ケルヴィンは本来は召喚士なので前衛ではないんだが、とにかく戦闘狂なものだから、やたらに前衛に出たがる。

 

 

盗賊団を指先1つでダウンさせた後はどうするつもりか?

 セラは盗賊団を瞬殺。まだまだ戦いたらないような雰囲気だったが、このパーティって戦闘狂ばかりだな。で、かつて盗賊団を倒したA級冒険者共が盗賊団になりかわっているということが判明すると。ところでトラージのギルド町のおばさまは、かつてリオとパーティを組んでいたとか。ただ20年ぐらい前という話だったから、ケルヴィンがイメージしていた図よりは、2人とももっと若いはずであるが。しかし2人のパーティで冒険してたんだとしたら、どちらもかなり上級者のはず。

 ケルヴィンは盗賊団を叩きつぶすのは簡単だが、どうもそれでは面白くないと考えた模様。また英雄として祭り上げられている連中を叩くのには、それよりも名声の高い勇者パーティに任せようと言うことのようだが、そこでよからぬことを考えていた模様。もっとも盗賊団のボスはレベル70だと言っていたが、あの勇者連中せいぜいレベルが50台だったから、まともに彼らに任せていたら返り討ちに遭った可能性が。すっかり盗賊団と成り代わったケルヴィンは何を目論んでいるのやら。レベル50程度の勇者と戦っても仕方ないだろうし。盗賊討伐の功績だけ勇者たちに押し付けてさっさとお暇だろうか。

 まあお約束バターンの王道を快走中ですが、意外に悪くはないですね。毎回の冒険もそれなりに面白いし、主人公の無双っぷりも痛快さにつながっている。ありきたりの話ですが、ありきたりをありきたりなりにはまとめている印象。一応キャラが生きてるし。

 

 

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