いきなり最終兵器っぽいのが登場したが・・・
どうやらあの危ないビッチシスターさんは、シュウと以前にキサラを巡っていろいろと関係があった模様。お互いに相手を利用する関係だったようだが、最後の最後でシュウが上手く出し抜いた模様。粘膜経由で薬物注入って・・・危ねぇな・・・。そういう経緯があったから、あのビッチシスターは任務ってだけでなくて十二分にシュウに対する私怨も持っていたわけか。つくづく罪作りな男のようである。彼の女遍歴はキサラがことごとく把握して消去しているようだが。
で、使命と私怨が複雑に入り乱れてキサラの消去を目的にしている彼女は、さすがに生身では悪魔相手は分が悪いと、悪魔の筋細胞を使用したという危ないパワードスーツを調達してキサラに挑むと。さすがのキサラも同族の能力相手ではノーマル状態では分が悪くて大苦戦。そこにシュウが駆けつけてブーストモードに。そうなると完全に相手を一蹴でボコボコにしてしまってました。悪魔ってのはどうやら真の能力を発揮するにはかなり燃費が悪い模様。
悪魔と人間の純愛がテーマですか?
標題の「だけどいい、それでいい」ってのはキサラの心情のことのようです。シュウは明らかに自分を利用しようとしているのだが今はそれで良いって意味か。この作品の核であって一番分からないのはキサラの心情なんだが、単に契約での結びつきってのではなく、普通に恋愛に近い感情になってしまってるんだが、そもそも悪魔であるキサラにとってそういう感情があるのか?って話だわな。
そう言えばそれと全く同じような展開になっているのが「金装のヴェルメイユ」か。あっちも最初は明らかに主人公をたぶらかそうとしていたヴェルメイさんが、主人公のド直球な愛情に晒されて、急に恋する乙女になっちまっているから、果たしてこれからどうなるのって感じになっているが。今期のトレンドは「人と悪魔が純愛出来るか?」か。
捕まったビッチシスターが「本当の悪魔がやって来る」という類いのことを供述していたようであるが、それがラスボスって展開か。ところで彼女、いくらキサラにボコボコにされたとはいえ、その気になれば警察ぐらいなら簡単に逃げ出しそうに思うのだが、それをせずにペラペラと供述したんだったら、そこにも何か目的がありそうだな。三上さん、シュウと裏で手を組んで動いているようだが、何となく彼に死亡フラグが立ってきているような気がしてならん。
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