白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

異世界おじさん 第1話~第4話「つらい中お前がいて、支えてくれてよかった」

実はこのおじさんって、私から見たら全然おじさんじゃないんです

 滅茶苦茶独得なテイストの作品ですが、その独得の内容にまきこまれるところがあるな。何やらこのおじさん、セガに対する思い入れが深いようだが、実はメガドラユーザーでサターンも持っていた私としては良く分かるところがあるんだよな。だけどこのおじさん、エヴァンゲリオンの時は中学生って言ってたな。つまりはもろにシンジ世代。今は35才と言っていたが、この作品の設定自体が今から5年ぐらい前になっているから、このおじさんは私よりも10歳以上若いってことになる。正直、おじさんおじさんってやたらに言われているのが気になって仕方ない(笑)。私から見ればタダの若造なんで(笑)。ちなみに私はエヴァの時はもろにミサト世代です。

   
原作発売中のようです

 そしてゲームオタにありがちな、もろにコミュ障ってのがいろいろと効いているな。あれゲームオタでなくてアニメオタならツンデレとか理解できるんだけど、おじさんはゲームオタでそれもRPGとかのシナリオ系はほとんどやってなくて、さらにいわゆる萌えゲー系にも敵対心を持っていたみたいだから。セガユーザーだったら「サクラ大戦」で恋愛を学んでいても良かったはずなんですが(笑)。あのエルフ、露骨すぎるほどにツンデレなんですが、残念ながらおじさんはツンデレの概念を理解していなかったようで。たかふみが「赤い人(アスカのことだろうな)を見てて、ツンデレが分からなかったのか」と呆れてましたが、確かにアスカってツンデレの原点みたいなキャラだからな。

 ちなみに私は萌えゲーは基本的に全くやらない人間なんですが、実はサクラ大戦はド嵌まりして、サクラ大戦のHPなんかも作っていたことがありますから。ちなみに私が以前に作っていたHPはアニメ全般のページ(これが今の白鷺館アニメ棟の前身)以外に、セラムン専門HP「いまさらセーラームーン」(自称日本最後発のセラムンページ)、「革命少女伝説」(少女革命ウテナ専門ページ)、「サクラ咲く庭」(サクラ大戦専門ページ)などでした。セラムンとウテナは更新止まったアーカイブ状態で放置してあるので、今でもググったらたどり着くと思いますが、正直なところ今では私の黒歴史かな(笑)。改めて読み返したら「うわぁ、文章が青いけどやっぱり勢いはあるよな」と自分が文章面でも年老いたことを痛感したり(笑)。

 

 

ツンデレ藤宮って変わりすぎですよね

 で、たかふみに明らかに好意を持っている藤宮がこれまたツンデレキャラの典型なんだよな。しかしなぜかたかふみは藤宮に好意を認めようとせず、それにも関わらずおじさんは藤宮がたかふみに好意を持っているのが分かっているという不思議な状態。まあ客観的に見れば、ツンデレ理解以前に藤宮の気持ちは露骨すぎて、たかふみがあえて否定していることの方が不自然なんだが(笑)。幼なじみで、しかも小学生の頃は藤宮のことを男だと思っていた(それにしても中学以降で別人になりすぎだろ)ということがあるから、愛情でなくて友情ってことにしたいという心理があるんだろうけど。

 にしても小学生ぐらいの時に可愛かった女の子が、成長したらパッとしなくなるってパターンはよくあるが、藤宮ってもろにその逆だったと。どの辺りで女を意識して飾るようになったのかというような辺りも面白い話になりそう。確かに小学生ぐらいだったら、男以上に男らしい女の子って必ずいるからな。私の記憶にも思い当たる女性が一人いるわ。小学生の時に滅茶苦茶腕白でクラスの男共は全員そいつにけんかで負けた経験があったが、高校生ぐらいになって再会した時には別人のようにしおらしい女性になっていて「何があった?!」って驚いたことがある(笑)。

 今後も異世界の話ってのはおじさんの思い出話だけで、それとは別にこの世界の話は進んでいくってところでしょうか。普通はなんらかの形で両方の世界がクロスしたりするんですが。例えばエルフが何らかの形でこっちに召喚されてしまうとか。だけどこの作品を見ている限りではそういう展開はなさそうな・・・。となると、たかゆきが何かのキッカケの度におじさんのトホホなエピソードを聞かされて「なんで、そうなるねん」とツッコミを入れまくるという展開が続くのか。

 

 

次話はこちら

anime.ksagi.work