白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか4 第1話~第3話「寄生」

正統派長編ファンタジーの第4期

 正統派長編ファンタジーの第4期です。私は実は第1期と第2期を見ていない(手元に録画したディスクはあるのですが、見る暇がない)のですが、第3期から見始めても一応ストーリーが分かったのでそのままにしてます(笑)。そういうわけで第1期から見ている者にとっては、ヘスティア様と同様にベル君がここまで成長したのには喜ばしい気持ちがあるのかもしれませんが、第3期から見ている私にとっては、彼は最初からそこそこ強いキャラでした(笑)。特にパワーはイマイチのようですが、スピードはかなりのもののようです。大きな剣を振り回すのではなく、スピードで接近戦に持ち込むアサシン型の戦闘に、攻撃魔法も持っているようですのでかなり強いですね。

   
原作は小説です

 で、そのベル君が大パーティーを組んで迷宮深部への探索に乗り込むとのことで、それにはゼノス達を助けるためにもダンジョンの秘密を解明する必要があるということで第3期の話とつながる模様。

 

 

大パーティのせいでキャラが私にはつかみにくい

 RPGのパーティと言えば大抵4人、多いもので6人程度なんですが、今回は10人以上のパーティを組んでますね。ここまで来ると中心メンバーが多すぎて各キャラを描くことが困難になるのですが、そこは長編シリーズのメリットで、いわゆるご存知キャラの総出演の形になるので、視聴者は既に各キャラを把握しているということになってます。しかしその点は、第3期からしか見ていない私にとってはほとんどのキャラが「どちらさんで?」状態なので、各キャラの個性をつかめるところまで行ってませんね。正直なところそのツラさがある。大剣振り回すアマゾネスというアイシャさんのキャラが強烈すぎて、後は埋もれているという雰囲気があるな。私的には主要キャラであって第3期でも活躍していたはずのリリルカとかヴェルフでさえその他大勢に見えてしまう。

 ストーリーは下層手前までやってきたベル一行だが、そこで変異種の超強力なモンスターと出くわして大苦戦という展開。こいつがまた動きがベルとタイマン張れるぐらいに素早い上にタチの悪い砲撃能力まで所有、さらには知能も高いというとんでもモンスターで、先に潜入していたパーティは全滅寸前で、ベルの一行にもやられた者が出るという危機的状況。仲間を助けるためにモンスターに勝負を挑んだベルだが、滝に落とされて一人だけ下層階へという手に汗握る冒険展開です。まあ戦闘のスピード感もあるし、ストーリーのスピード感もあるのでマズマズの内容でしょう。そしてそこでベルは突如現れたまた別の強敵を度胸と根性で打ち破ったところで、謎の人魚と遭遇。ここからは人とモンスターを問わずにモテモテのタラシのベル君の本領が発揮される展開になりそう。諸々の情報を集めて、あの強敵の変異種をどうやって倒すかという辺りが前半の山かな。

 

 

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