怪獣大決戦はあっさり決着がついて完
中ボスの魔獣使いは、怒り心頭のアリアンによってアッサリと消し炭にされてしまいました。まあそのために登場したような外道なキャラですから、当然の結末でしょう。それにしても本気モードで怒り心頭のアリアン姉さんはなかなか恐いです。
一方で単身ヒュドラを食い止めようとするアーク・・・と言ってもアークが無双すぎて全く危機感がないんですよね。どうもその気になれば巨大火焔系呪文一発でヒュドラを焼却処分するのも出来そうな感じなんですが、あえて派手な召喚魔術を試したって雰囲気がプンプン。そりゃアリアンとチヨメに「どこがひっそりとだ」とツッコミ食らうのも当然。ヒュドラは伝説通りに首再生能力を持っていたようですが、これは傷口を焼くと止められるので、ヒュドラは丸焼きに限ります。そこでわざわざイフリート呼び出すとは・・・。ちなみにイフリートって作品によって様々な姿で描かれます。火トカゲとしてサラマンダーのような姿で描かれる例、まんま魔神として人型の例なんかもありますが、本作の場合はマッチョモンスター的な姿でした。火焔使わなくても肉弾戦でもかなり戦えそうな。
その結果として、街の真ん前で怪獣大決戦。チヨメが懸念した新たな信仰対象はともかくとして、明らかに伝説は残ってしまうだろうな。確かに「どこがひっそりとだ」だ。それにしてもアークをヒュドラを捕まえて投げ飛ばしたんだが、あれって完全に物理法則を無視してるな(物理的には質量の軽いアークの方が振り回されてしまうはず)。まあそこは魔法世界のアークの無双力と言うことで誤魔化すのか。そもそもヒュドラとのタイマンのどつき合いでもアークはかなり圧してたからな。それにしてもブレスをあんな小さなシールドで防ぐって、そんな出鱈目見たことないわ。
話中途ですが、一応の決着は付けたという形か
とりあえず怪獣はあっさりと抹殺し、外道は消し炭にしてしまって目出度し目出度しと。案の定大ボスまではとても届きませんので、中ボスを倒した時点で大団円となりました。もっともそれだけだとあまりに中途半端なので、一応は王女様が大活躍してエルフと人類の共存の未来が見えたというところで美しく締めています。まあ確かにそこまで持っていくのなら、完全に寄り道の前々話が意味を持つ。
で、最後は唐突にアークの素顔を見てしまってドン引きのチヨメってところで完ですか。まああれは驚かん方がおかしいわな。まあしかしどんな不条理な状況でも、呪いとか魔法とか言ったら理由がついてしまう世界ですから・・・。
唐突に任務から解放されたアリアンは、これからはアークの呪いを解くための旅を進めるということで、まあ目出度し目出度し。またアークはこの世界にやって来た意味を考えているようですが、確かにアークがやって来たことでこの世界は変化をし始めているのでしょう。それこそがアークの役割・・・というところですが、この辺りは第二期以降が登場したらってことなんだろうが、第二期作るほどの作品でもないんだよな。まあ気になる人は原作読んであげてください。私は読む気全くないですけど。
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