ロイド、任務のために妻を調達する
任務のために何とか娘を確保して、それを名門学校の試験を受けさせるところまではこぎ着けたものの、次は三者面談。慌てて妻を確保する必要に迫られたロイドは、適当な独身女性を探すが・・・という展開。
ところでふと思ったが、両親揃っての面談が必須と言っていたということは、この学校は片親家庭はお断りと言うことか。名門だから家庭もしっかりしていないとという偏見に満ちた学校であることが覗えます。それに今回チョロッと出てましたが、この国は超監視の密告社会のようです。まあろくでもない国ですね。東という言い方をしてましたから、モデルはもろに東西冷戦下の東側国家なんでしょうけど。
そして妻を探していたロイドが出会ったのが、やはり夫役を探していたヨル。利害の一致で偽装結婚になったようですが、彼女の正体が実は殺し屋というのがいかにもです。結局は二人の正体を知っているのは、心を読んだアーニャだけで、ロイドとヨルはお互いの正体は知らないようです。もっともお互いにあれだけの戦闘力を見たら、相手がまともな堅気でないのは分かりそうなものですが。
偽装家族の家族ゲーム開始
ロイドは精神科医という世を忍ぶ仮の姿を持っていますが、ヨルは公務員だったようです。もっともあまり良い職場環境ではないようです。無意味にマウントを取ろうとするクズ女まで同僚にいるようですから。それにしてもあれはさすがに漫画表現でかなり極端ですが、実際にあんな感じで露骨にマウントを取りたがるヤツって男女問わずにいますね。昔からよく、男は自分の学歴とか収入とかでマウントを取りたがり、女は自分の旦那のステイタスや自分の出身学校(お嬢様学校とか)でマウントを取りたがるなどと言います。心理的に見れば、そういうマウントをやたら取りたがるヤツって、本性では自分にコンプレックスがある場合が多いんですが。コンプレックスを持っているから、他人を見下すことで安心するんです。それにしても普通はあそこまでやったら、確実に彼氏は逃げますね。まともな彼氏なら最後は「いい加減にしろ!」と怒鳴りつけるでしょう。
それにしてもこの偽装家族、いつお互いの秘密に気づくんだろう? それとも知っているのはアーニャだけで、延々と家族ゲーム続けるのかな? なおヨルは殺し屋とのことだが、元締めがどういうヤツかが不明。場合によってはロイドと利害が衝突する可能性も出そうなんだが。
相変わらずスピーディーでテンポが良く、笑わせるべきところでは結構笑える。目下のところかなり快調です。
業務連絡
本作と共に月曜日分だった「このヒロイン、超ウザい」・・・じゃなかった。「このヒーラー、めんどうくさい」はAmazonの試し読みで目を通した原作に比べて、アニメの方が天才的なほどに笑えない内容になっている上に、ヒロインのウザさだけが増量で見ていて苦痛がひどいので今週で落ちました。
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