白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

天才王子の赤字国家再生術 第10話「そうだ、バブルに乗ろう」第11話「詐欺だけどしらばっくれよう」

ミールタース事件をあっさりと片付けてしまったウェイン

 ミールタースの事件の解決編と、まあ次の新たな事件の前半がこの2話。

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 ミールタース事件に関しては、このままだったらミールタースの民を押し付けるぞと匂わせつつ、取引を持ちかけるウェイン。余剰の物資と武器を売ってくれとの話で、当然ながら金でケリが付くのならミールタースの市長はいくらでも出すと言うところ。民の解放を大義名分にしつつも、実際には3万人もの難民を押し付けられたら困るレベティア教軍だから、面目も立ちつつ実利のあるその提案には乗らざるを得ないのだが、それでもあのドSお姉様は「事態を混乱させた方が面白い」といういかにもドSな発想で提案を蹴ろうとしたのだが、そこはグリューエル王の方がもっとまともな判断が出来る人物で、この提案をさっさと飲んでしまったと。ちなみにこのグリューエル王はまた違った面での変態だったと分かるのが次話なのだが。

 市民に武装させて続々と帰還するミールタースだが、これに対して王子たちはまさか市民大虐殺をするわけにもいかないから傍観するしかない(ここで市民を殺しても得にならないばかりか、圧倒的な汚名を背負い込むことになる)。で、ここでウェインが持ちかけるのが欠席裁判で、ここにいないのを良いことに全責任を無能王子のディメトリオに押し付けると。これってウェインは真犯人が誰かは大体察した上で持ちかけているのが悪党。これも両皇子ともメンツを考えると落としどころとして飲むしかないと。あの脳筋次男、暴走しないかと思っていたが、案外とこの程度の判断は出来るらしい。

 見ていたら、ウェインがこいつらから距離を置きたいのは当然だろうが、もしどうしても誰かと組むならこの次男が一番与しやすそう。彼に欠けている戦略をウェインが補えるから。侮れないのが陰謀家の三男だが、完全にウェインと性質が被るから彼とは組む余地はなし。長男は能力的に問題外。もし彼と組むなら、実質的にお飾りにして完全に乗っ取ることにしないとダメ。

 

 

一難去ってまた一難のウェイン

 で、第10話が終わって第11話との間でナトラは貿易でウハウハになっていたようだが、そこに因縁をつけてきたのがデルーニオ王国の宰相シリジス。いかにも陰険そうな人物。貿易なんて相互に利益があればそれで良いものだが、どうも西側諸国は東の野蛮な帝国の品物なんか使うわけに行かないという原理原則論を振りかざして因縁付けてきた。実際のところは貿易で潤っているナトラを警戒して横槍を入れに来たというところか。

 そしてウェインはグリューエル王に招かれてソルジェストへ。これは同盟の申し出があると読んでいたのだが、それは一切なくてひたすら豪華ディナーで接待されまくりという状況。どうやらナトラは北方の未開国だけあって料理の文化はかなり遅れているようです。あまりにグリューエル王が逃げまくるから、「もしやして暗殺」と警戒したがそれもなし。しかし変態王はもっと激烈な手を考えていたと。それにしてもこのオッサンは軍事狂いか。輿に乗って戦に明け暮れたって九州の竜造寺隆信のような奴だな。大友宗麟や島津と九州を割拠したが、最後は島津にやられてしまった武将ですな。

 で、戦狂いの変態としては、ウェインは間違いなくこれから台頭する大者だから、是非とも戦で叩きのめしたいと。典型的な「俺より強い奴に会いに行く」って奴か。まあ本人は負ける気はサラサラないだろうけど。まあこのタイプと同盟しようと思うと、やっぱり戦方面での実力を見せつけておく必要があるんだろうな。

 ところでグリューエルの娘が登場したが、これがウェインに興味津々ってところの模様。ここにも嫁候補出現か。某現実主義勇者のように一夫多妻制なら、ゼノヴィアもまとめてみんな嫁にしてしまうところだろうけど、どうもこの世界はそこは違うようだ。

 

 

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