前半と後半で内容の方向性が違う
毎度のことながら長すぎるサブタイトルは一部割愛です。
今回は前半と後半が完全に別の話として分かれていたが、特に後半は今までの流れとかなり変わってきたなという印象。とりあえず今回から唐突に魔法少女が登場してきたが、この作品の場合それでいいのか? それでなくても影の薄いヒーローのブレイダーがさらに影が薄くなりそうで、そうなるとブレイダーを倒すと言うことを目的としている黒井津さんの存在が微妙になってくるんだが。
前半は例によって予算と納期の制約で、半端な怪人を繰り出してはその度にブレイダーに瞬殺される黒井津さん。しかしそれがバイトに精を出しているブレイダーにとっては絶妙の嫌がらせになっていたという。そう言えばブレイダーって報酬あるんでしょうか? バイトに励んでいるところを見たらボランティアっぽいんだが、悪の秘密結社の方は会社としての組織がしっかりあるのに、正義の味方の方はバックに組織はついていないのか? それだとかなりツラいわ。いくら燃える熱い正義の心があっても、日々の飯は食っていく必要があるので。
で、この黒井津さんとブレイダーの中の人がお互いのことを知らないままに接近と。その内におつきあいとか始めるって展開ありでしょうか?
唐突に妙に気合いの入った奇妙な魔法少女が登場
後半は魔法少女が出てきて登場キャラもレギュラー陣がほとんど出てこないという完全に雰囲気の変わった内容になってます。将来に不安を感じたカノン君が転職活動をしてますが、ふざけた身なりが祟って転職は困難(笑)。結局は一番順当な仕事は遊園地のマスコット辺りか。実際にそういうアルバイトをしているようだが。で、その彼が魔法少女にいたぶられていた怪人を助けたことで自らの使命に目覚めたと。それにしても彼って、最初に登場した時から妙に真面目な奴ですね。会社の新人にたまにいる真面目で前向きだけど要領の悪い奴ってタイプですね。
それにしてもあの魔法少女も奇妙ですね。変身後は魔法少女ですが、変身前は一人は多分男ですよね。それてもボク女? なんかよく分からんキャラだ。それに異様に変身シーンに力が入っていたが、まさか先週1回休んだのは、それを作画してたのか? 一回こっきりのゲストキャラにしては力入れすぎだから今後も出てくるんだろうか? もっともここで魔法少女まで参戦したら、作品の方向や中心がブレブレになる危険があるのだが。
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