プロパガンダ映像で説明された真国の正体
今回は真国のプロパガンダ映像の試聴会。あっちは第二次大戦で勝利した日本か。しかしその割にはナンパだな。本当にあの戦争で日本が勝っていたらもっと狂気に満ちた国になっているのは間違いない。少なくともアカツキのようなタイプが司令官になるなんてことはない。日本(こっち側は幻国だったっけ)のアイドルやアニメなどのサブカルを敵視しているけど、民主主義を敵視しているというわけではなさそう。どうしてもそういう辺りの設定には無理があるな。
先の大戦で日本が勝利したなんて、まさにネトウヨの理想国家なんだが、その国家がアニメとかのサブカルを敵視しているとなったら彼らはどう対応するのかな? ネトウヨさんにはアニオタが多いというのは公知なんで。
どうもまだ自分の本音を認めたくないらしい細道
一方なんかユルユルとやっているりんと夕紀に適当に使われている感がある細道です。りんは何だかんだと言いながら細道に惹かれている感があるのだが、本人がそのことに全く無自覚な模様。一方の夕紀の方はもっとひねくれている。都合が良いからうまく使っているという態ですが、その本音はまだ分からない。そして今ひとつ煮え切らない細道も、自分の気持ちが分かってはいないし、また素直に直視したくないってところもあるでしょう。
真国のプロパガンダ映像を見た細道が「そんなに悪いことか?」というようなことを言って騒然となりましたが、アニメやスマホゲームに溺れるのが一種の逃避だって意識を細道が持ってるんでしょうね。だから根っこのところでアニメが好きだった過去の自分を認めたくないところがある。それと「そんなに大事だと思うものなら、なんでもっと必死で守ろうと抵抗しないんだ」って気持ちもあるでしょう。実際のところアラハバキの連中だけは必死で真国に抵抗しているけど、大多数の国民は真国による支配を受け入れてしまっているようですから。結構苦労してきたようなので、そういうところを醒めて見てしまうんでしょう。
そして司令官の過去・・・なんだけど、裏があるかも
で、その細道を未だにガキのような大人である司令官が連れ出す。お約束の過去語りをしていたが、かつての戦いの時に彼がガランドールのパイロットとなったが、そこで電池少女とうまくいかなかったらしい。その結果として浅草橋をぶっ飛ばしてしまったわけか(何か力が暴走したんだろう)。だから細道には上手くやって欲しいと・・・。まあコテコテお約束だな。で、その時に神楽坂のお姉様がかんでたらさらにお約束なんだが。また彼のキャラからしたら、シビアで重い過去のように思わせて、実態はかなりすっとこどっこいな話という展開もあり得る。
そして今回は3人目の電池少女が出るはずなんだが・・・と思ってたら最後に唐突に登場して、次回。まあなんて強引な話だろう。
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