世界最高の暗殺者、渋沢栄一になる?
主人公は冒頭にチョロッと出てきただけで、延々と主人公に無関係の重たい話を繰り広げると思えば、つまりは主人公が次の美少女を配下に加えるという前置きだったか。
にしても、補助金目当てで孤児を連行して、強制労働させた挙げ句に身売りまでさせるという典型的な貧困ビジネス。しかしこれって現実でもこれに近いのはありそうだな。で、最終的にはルーグ様の世直し旅になってしまったという。
この調子で世の悪党に成敗を加えつつ美少女を次々集めてハーレムを作って話か? と思ってしまいそうだな。商人でありながら女を集めてって・・・ああ、時の人の渋沢栄一か。彼は多くの事業を立ち上げたが、その度に隠し子も増やしたからな。渋沢は特に男前って感じではなかったが、それでも女にモテたわけだから(まあ金の力だろう)、ルーグのように美少年だったら、モテモテのウハウハ人生も送れる。主人公も「今度は自分のために生きる」と言っていたし。
数年後、女神「世界最高の暗殺者をスカウトしたら、最強の女殺しになってしまったわ・・・」で完ってオチ・・・まあさすがにこれはせんだろう(笑)。
ハーレム暗殺団結成までの話か
施設に現れた主人公はザッと見渡しただけでマーハを選んだわけだが、どの子が一番能力が高いかなんて分からんはずだから、事前に調べていたと見るべきか。まあマーハは魔力持ちだったようだから、それに気づいてスカウトしたと見るべきなのか、この作品の場合は。何かの切っ掛けでマーハが魔力持ちであることが分かり、スカウトのために状況を調べてあの連中の悪事が分かったので、マーハをスカウトするついでに叩きつぶしたと。ここでは処分を権力に任せてますからね。ルーグが仕事として受けたんなら、あのゲス共はあっさりと殺処分して終わりでしょうから。また目的に関係のない少女達を、単に正義感だけで助けるタイプの主人公でもないし。あくまで目的はマーハで後はついでと考えるべきか。
まだ最初の魔法の師匠であったディアがルーグと合流していないから、何だかんだと事件があってディアがルーグと合流して、そしてハーレム暗殺団結成という辺りまで今期の展開だろうか。で、肉弾戦担当がタルト、魔法戦担当がディア、兵站担当がマーハって辺りの分業になるのかな。確か第1話でもルーグの脇でサポートに当たっていたのがマーハで、切り込み部隊はタルトとディアになっていたみたいだし。もしかしたら最終話では第1話に戻って終わりってオチかもしらんな。そういう構成はよくある。
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