白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

サクガン 第5話「NO WORK,NO LIFE」

太古の機械の修理に挑むガガンパー達

 騒ぎを起こして連行されてしまったガガンパー達は、お役人のメローロから装置の修理を依頼される。ガガンパーは乗り気ではなかったが、メメンプーが妙なところでメローロと意気投合してしまって突っ走ってしまったので、やむなく巻き込まれてしまうという展開。

     
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 それにしてもメローロは飄々としてつかみ所のない男だ。役人だと言っているが、明らかに役人っぽさがない。しかも以前に各地を旅した経験まであるようで、世界にことにかなり詳しい。さらに基本的にオタク気質と来たものだから、そりゃメメンプーと意気投合するわな。

 それにしてもメメンプーの思考は早すぎて、ガガンパーだけでなく視聴者としてもついていけないところがある(笑)。風が止んだことが植物の壊滅につながったという理屈は、いささか突飛に過ぎる気はしたな。実際は風だけでなくて、それ以外の諸々の生命維持に不可欠な要素(水の循環とか温度の管理とか)も停止したというのが妥当な気がするが。

 

 

まだまだ分からないことダラケの世界設定

 メメンプーは自分のことを天才だと言っているが、結局は何だかんだで全く分からない前時代の機械を直してしまうのだから、確かに天才というのは事実である。しかしメローロ、さり気に以前に別のマーカーを雇って失敗したらしきことを言ってました。そいつら、無事に帰ってきたんだろうか? 何となくそれっきりっぽい印象を受けたが。

 しかし何だかんだ言いながら、自分も同行するのは立派ではあります。普通は送り出して「はい、頑張ってくださいね」だから。何かよく分からない奴ではあるが、悪い人物というわけではないということのようです。ガガンパーも何だかんだ言いながら、最後にはそれなりの信頼関係は作っていたようだし。

 ところで未だによく分からないのはこの世界の設定。何らかの大変動があった後の地球のなれの果てという雰囲気なんだが、そこのところがまだ語られていない。ああいう大規模装置があるってことは、惑星レベルの改造をしようとしたという可能性がある。その結果として何かが暴走して大災害になってしまったって辺りが、普通のSFでよくある設定だが、この作品の場合はどうなのか。

 

 

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