ヴァニタスって大概な性格をしているようで
前回はジャンヌの圧倒的破壊力に翻弄されてしまったヴァニタスとノエですが、ヴァニタスの心理戦?で形勢逆転。ジャンヌの弱点をついていたぶりまくるヴァニタスがまあ素晴らしい性格をしていることで(笑)。
それにしてもさすがにただ者ではないというか、曲者を通り越して最早悪党と言ってもよいところ。一方的にいたぶられているジャンヌが気の毒になるぐらい(笑)。
結局はジャンヌに対する仕打ちにルカがぶち切れて、どうも完全に敵対することになったようです。だけど前回にも感じたように、元々彼らとは敵対する理由は本来はないはずなんですが。とにかく互いに話を聞かなすぎ。
突然に登場するノエの能力に強烈な幼なじみ
そしてノエの特殊能力が突然に披露される。何なんだ? このご都合主義的に浮上する新たな能力は。とりあえずそこでシャルラタンなる事件の黒幕とも思える存在が浮上する。それにしても最近は専ら道化師といえば「悪」の象徴みたいになってきましたね。創作の世界では定番ですね。「バットマン」を持ち出すまでもなく、最近のアニメでも「バック・アロウ」とか「転スラ」とかでもろに悪の象徴として登場してます。道化師が悪の象徴的存在として扱われるようになりだした原点ってどこなんでしょうね。まあサーカス自体が昔から「人さらい」として扱われることが結構あった。しかしこの認識にはヨーロッパでのロマに対する差別なんかも絡んでいて、結構ややこしい背景があるんだが。
さらにノエの幼なじみなるさらに強烈な新キャラが登場。サドってことはいわゆるSMの元になっているサド侯爵の一族ってことでしょうか。まあいきなりノエに首輪をかましたようですから、それ系なのは確定ですが。にしてもあれに特に何も感じていないようなノエは、そういう扱いには慣れているということか。
そして一行は魔女の谷ならぬヴァンピールの町へと。急に展開が早くなってきたな。
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