お正月のエピソードで終わり
最後は元旦。それにしても徹底的に日本の行事をなぞるリムルである。しかしリムルの正月用盛装が完全に鏡餅。どこで情報を仕入れたのやら。結局はこのリムルの姿から逆算で鏡餅の習慣まで出来てるし。
にしても初詣に羽根つきに餅つきに書き初めと完全に正月を再現しているリムルですが、そもそもこの世界の暦はどうなってるんでしょうか。異世界ってことを考えると、本来は1日24時間で1年365日ってのはおかしいんですが。なぜか異世界転生ものって、時間感覚は都合良くそのまんまなんだよな。まあゲームのファンタジー世界をそのまま再現したご都合主義な世界なんで、そんな細かいことを突っ込んでも無意味なんですが。この作品の場合、そもそも人間間どころかモンスターの間でまで統一言語が通用するって無茶な設定ですから。
まあ転生ものなんて、オタのご都合主義な妄想をかなえるための世界だから、何から何まで都合良くて、転生しただけで現世でもニートの俺でも無双でモテモテのウハウハなんてもんですから。細かいことは言うだけ野暮ってわけでしょう。
昔、ラピュタが大人気の頃、「空から美少女が降りてこないだろうか」なんて言っていた奴もいたわ。空から美少女が降りてくると言えば、ラピュタかうる星やつらと相場が決まってましたから。ちなみに現実世界は空から美少女が降りてくるどころか、マンションから人間が落ちてくることがあるというろくでもない世界ですが。
なんて、作品に全く関係ないことばかり呟いてしまった。だけど本当にこの作品ってコメントすることないもんな。本編とは違って毎回毎回毒にも薬にもならない話ばかりだから。私は本編と付き合っている都合上最後まで付き合いましたが、この作品単独だったら最後まで付き合いきれなかったろうな。ほのぼのしすぎで毒にも薬にもならないってのも、結構しんどいので。実際に今期はそれで「スライム倒して300年」も「聖女の魔力は」も落ちたから。もっとも両作品共にあまりにコメント書くことがなくてこのブログからは落ちたんだが、実はどっちも作品自体は最後までチェックしてたりするんだよな・・・。で、終わってみてもこの両作は書くべきことは皆無だが。前者はほのぼのコメディ、後者は転生したオタ女がイケメンにモテモテという腐女子の妄想の反映ってだけで(笑)。
と言うわけで本作については殊更にコメントすることはないですわ。再来週から始まる本編が楽しみと言うことで。
前話はこちら