最後の最後で厨二全開のちゃぶ台返し・・・お粗末
ウワーッ、やりよった・・・。ここに来てちゃぶ台返しかよ。よくあるんですよ、厨二なクリエイターの場合、最後の最後になって話を全てひっくり返したくなることが。だけどそれを本当にやったら洒落にならん。ハッキリ言って夢オチ並のひどさ。
そもそもここまでモタモタして話を全く描けてなかった。序盤に余計な話をぶっ込んだせいで全体のペース配分が滅茶苦茶。結局はそのツケが最後に来てドタバタになってしまった。
それでも一応、アルフレッドとハイジの父親を乗り越えるエピソードを加えて、何とかまとめようとしてはいたんですが、バルデブロンの突然の変身に、ご都合主義的に王女の謎の力の発動、そして今まで所在不明のルギスの乱入と、かなり無茶苦茶なオチの付け方だなと思っていたら、ここで厨二丸出しで、余計な結論をつけてしまった。こういうのを「意表を突く展開」なんて思ってるんですかね。まあそう思うから厨二なんですが。
まさかこういう結論に持っていくことで次期シリーズなんて考えているわけではないですよね。ここから次期につなげようはないですからね。まあ無理矢理つなげたところで、見るに値しないものしか出来ないのは約束されているが。
というわけで、最初からいろいろとお粗末さが垣間見えていた作品ですが、最後の最後で自らそれを決定的にしてしまいました。情けない。
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