白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の町で暮らすような物語 第9話

話が少しは本筋になったんでしょうか?

 なんか急にチラチラ出ていた黒幕っぽい親父が登場して、さらにショウマと彼がたらし込んだ先輩が急に出て来ました。さすがに伏線は回収したか。それにしても何か急にファンタジーっぽくなりましたね(笑)。昨日の「無職転生」と言い、そろそろそういう時期ですか(笑)。ただどちらも前置きが長すぎた気がする。

     
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 で、いよいよ本筋が動き始めたのかと思っていたら、この作品の場合、案外あっさりと数話で決着が付いて、そこで完って可能性があるな。何しろいきなり魔王を魔法処理したダスキンでやっつけちまったぐらいの作品だから。トレント騒動なんかも2話で決着が付いて、結局は単なる閑話休題だったし。

 何やら大蛇が登場しましたが、あいつがあのロリ婆の被害者の一人で、さらにはロイドのことも知っていて、実はセレンの呪いのベルトの主はあいつだったというオチか。ちなみに本体消滅されられてベルトに憑依したようだから、セレンのベルトはついに自我まで持っちまったか。

 

いくらかマジ展開するためにロイドの強さを調整し始めたか?

 にしてもあの端役の先輩、無双のロイドと結構まともな勝負してましたね。マリーを愛していて、そこからロイドに嫉妬全開。その気持ちを黒幕共に利用されてモンスター化までしてしまっている。まあ絵に描いたようなバカなので、今までのこの作品のパターンから言うと指先一つであしらわれても不思議でないんだが、あの程度の雑魚と互角になっちまうってのは、やっぱりロイドって本人が言うように弱いんですかね。まあロイドはショウマとかとタイマンやって相手になるようなレベルではないんでしょう。それと話が真面目な方向に向かうのなら、ロイドの無双設定は弱めないとストーリーが成立しないわな。今まではその無双さと本人の認識のギャップで笑わせる作品だったが、さすがにそれで最後まで押すのは無理があるので。ただそうなったら無双すぎる主人公って一番のストーリー破壊要因になるんですよね。何らかのレベル調整は必要。今回はそれをしていたような気がする。ロイドが戦いを意識して戦ったってのは初めての気がするから。

     
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 それを思ったら昨年放送の「魔王学院」は主人公が無双の魔王様で、何かと無双っぷりを炸裂させてましたが、よく上手く話をまとめたものだな。そこのところは感心した・・・ってこれは完全に話がそれた。

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 そして今回の件も何もしなかったアランが討伐したことになっちゃったわけですか。何かその内に何もしていないのに「大陸一の勇者」とか呼ばれるようになっちゃうってパターンの展開かな。

 で、フィロが完全にロイド親衛隊に加わってしまっているんですが、姉の方はどこかに行っちゃってる。ただこのロイド周辺のロイドを巡ってのドタバタが最近いささかウザくなってきた。セレンの暴走というか変態ぶりが度を超してきてるし。これから作品がある程度のマジ展開するつもりなら、この辺りも少し抑制かけないとバランスが悪い。

 

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