白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

転生したらスライムだった件 第31話「絶望」

惨劇の後に見えてきた黒幕

 やばいと感じたリムルは分身を作って逃げていたようです。強殖装甲ガイバーに出て来たアプトムみたいな技だな。事前に分身を仕込んでいたらある意味不死身。まあ実際に本体の方は滅ぼされてしまったわけだから、ヒナタは人間としてはあるまじき力を持っているようです。彼女も転生者のはずですから、それで特殊能力を持っているわけか。

     
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 慌ててテンペストに舞い戻ったリムルが目にしたのは死屍累々の惨状。一瞬ミュウランに対して怒りからくる殺意を感じましたが、すぐに思い直したようです。ミュウランが本音の部分では悪くないということを感じているんでしょう。そしてミュウランの口から黒幕としてクレイマンの名が登場。前シリーズの時から、裏でチラチラと悪事を行っていた奴ですが、ついに前面に出てきました。これはリムルとしては排除しないといけない敵でしょう。もっとも相手の力量がどの程度か分からない。

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 そしてリムルの中に渦巻いている後悔は、人間はとことん汚くもなるということを考慮の外に置いていたこと。聖教会が魔物排除の教義を掲げていることは知っていたようですから、それでも放置していたのは、魔物が敵対する気がないということを知らせていったら、その内に向こうも分かってくれるという甘い考えがあったんでしょう。しかし狂信者共にはそんな理性などなかった。そしてこの狂信者と強欲なるファルムスが結託したことによって、今回の邪悪な事件が発生したということ。リムルが本質的に甘いところのある者なので、人間がそこまで汚いということは想定していなかったということのようで。しかし残念ながら人間ってとことん汚くなれるのが実情で、それは今の政府なんかを見ていたら明らか。

 

いよいよ復讐か

 今のところリムルは被害の大きさに対する動揺を抑えることの方で手一杯で、怒りという感情は意図的に抑えてますが、多分いずれ爆発的な怒りに駆られるだろうと思われる。こりゃやはり復讐と今後の安全のためには、ファルムスと聖教会とクレイマンは殲滅するしかないだろう。まあファルムスについては腐っているのは国の上層部だろうから、上層部を一掃すれば国を殲滅するところまでは必要ないだろうけど、聖教会の狂信者は殲滅かな。クレイマンは倒すしかなかろう。

     
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 しかし本来の戦闘力を考えると、ベニマル一人だけでもファルムスの軍隊如きにそう簡単にやられるようなものではないはずなんだが。奴ら意気揚々と一週間後もう一度攻めてくるから降伏しろなんて勧告してたが、結界の外で待ち構えていたら逆に殲滅できないか?

   
こっちはデフォルメかかってないシズさんとリムル

 とにかくあの結界はたち悪いから、聖教会があれを張るのにどのぐらいの手間が必要なのかだな。波動法並みにエネルギー充填に時間がかかる技なら、張る前にボコっちまえば良いだけだから。まあそもそも魔物の生存権認めていないような連中だから、そんなに簡単に張れるものなら、今頃大陸中に結界張ってる気もするし。

 

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