テンペストでは大惨劇が発生している模様
結界で弱められたテンペストでは大殺戮となってしまっているようです。本来ならテンペストが負ける相手ではないようですが、とにかく卑怯にも何重もの罠をしかけて万全の体制で侵攻をかけてきてます。かなり根の深い陰謀であるのは確かで、これをキャッチできなかったのは失敗ですね。テンペストの建て直しが出来たら、情報部門も設置する必要がありそうです。
それにしても敵方の転生者らしいクズ共のクズっぷりが半端ないですね。この作品って、今までここまでのクズって出ましたっけ? まあ何にせよ、殺戮に快感感じるような奴は更正の余地皆無なので、こいつらはまとめて粛正するしかないでしょうね。
そしてテンペストに戻ろうとしていたリムルにも罠が。シズの弟子だったヒナタが襲撃をかけてきました。どうも教会系の騎士になっているようですから、そちらの思惑で動かされた模様。ただしリムルの転生の話まで知っていたことから、明らかにヒナタを唆した黒幕が存在することを暗示している。それにしてもリムルが転生者であることを語った相手はほとんどいないはずなんだが・・・。恐らくテンペストの幹部クラスでもそのことは知らないはず。と言うわけでリムルは戦いながら「一体誰が?」とずっと考えてましたが、早晩結論に行き着くでしょう。
これからは「敵」を倒して行く展開となるのか?
リムルは中の人は元々ただのサラリーマンだったはずですが、いつの間に剣技をあれだけ鍛えたんでしょうか。力を完全に封じられた状況で、一応はヒナタと打ち合えるぐらいの技倆は持ってました。普通は魔法使いは剣はサッパリってのが相場ですが。とにかくリムルは全体的にレベルが高すぎるんだよな。統治者としても。
リムル達はいずれは教会とも死命を決せざるを得ないでしょうが、これだけ力を封じる結界を発動させられる相手だったら、その戦いは結構大変であることが推測されます。向こう側の結界発動に準備期間がかなり必要とかの特別な制約がなかったら、分の悪い戦いになる可能性あり。まあ多分、何らかの策を駆使することになるでしょうね。
ヒナタは「神に仕えて云々」と言ってましたが、この世界に神は存在するのでしょうか。存在するとした単なる概念的な神ではなく、もっと現実的に実体を持った神として現れることになるだろうと思いますけど。ちなみに魔王はいますけど悪魔は出てませんね。魔王と悪魔では少しニュアンスが違う。
今回の件で、いよいよ本気で怒るリムルというのが登場するんだろうか。今までリムルはムカッとしたことぐらいはあったが、本気で心底怒ったことはなかったように思う。もしかしてリムルもとうとう暗黒変? その気になれば、あんな侵略者なんて比較にならないレベルの大殺戮できる力持ってますからね。今までは普通のサラリーマンとして平和主義通してましたが。
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