ストーリーは進みませんね
相変わらず洞窟の中でドタバタしているようで、話がまだ進みませんね。とりあえずそのドタバタしている過程でレベルアップはしたようですが。前回に続いて、今回もいきなり変な環境に転生してしまったヒロインの生き残り物語です。
そしてやっぱり早口での口数の多い台詞が結構頭に痛い。この辺りは本当にお年寄りに優しくない作品だな(笑)。元のキャラはどちらかと言えば無口系だったようですが、転生してきてから独り言とはいえやけに口数の多いキャラに変わったような・・・。なんか以前のイジメを受けていたキャラと、転生してからのやけにバイタリティ溢れるキャラがどうも同一キャラとして結びつかない。
そしてやっぱり拭いきれない違和感
で、今回の話のメインはせっかく彼女が必死で作ったマイホームが、モンスター討伐にやって来たと思われる人間達によって焼きはらわれてしまって、もう二度とそんな目に遭わないように強くなることを決意するって展開。ただ一つ気になったのは、彼女が糸で作った家が派手に大炎上してたが、本来はクモの糸って燃えないんですよね。だからいきなりそこのところが「オイオイ」だった。まあ普通の蜘蛛と違ってモンスターなんで糸の素材が違うんですって逃げることは可能だけど、これだったら普通の蜘蛛よりもむしろ弱くなってるじゃん。
ただやっぱりいくらファンシーに描いていても蜘蛛が走り回る映像は少々ツラいものがあるし、ストーリーがサッパリ進展せずにヒロインが喚きまくっているだけの展開は見ていてもしんどい。次回でも話が進まないようならその時に脱落だな、この作品。あのヒロインのドタバタした一人語りがどうにも面白いとは感じられないから、根本的にこの作品は私には相性が悪いようだ。人間観その他に昨シーズンの「100万の命の上に」と共通したものを感じるんだよな。これが今時の若者の感覚なんだとしたら、どうしようもない世代間ギャップだな。
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