白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

魔法科高校の劣等生 来訪者編 episode11

パラサイト編は一段落なんでしょうか?

 とりあえず今回の前半はパラサイト騒動の終了で、後半は次の展開への布石ってところでしょうか。

     
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 パラサイトが大体処分されてしまって、リーナは改めて自身の境遇について考えると共に、一旦アメリカに帰国となったようです。だけど明らかに「リーナはこっち側に来るべき存在」なので早晩また復帰するでしょう。リーナ自身もそうなるような気がすると自分で言っているし。今まではアメリカ一番の魔法師として自分が泥を被るしかないと考えていたけど、どうやら自分が全てを負う必要がないということを達也から知らされたわけですから。シリウスでない自分自身というのを初めてイメージし、そういうこともあり得ると言うことに初めて気づいたというところですね。

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 にしても今回はリーナのツンデレキャラっぷりと天然キャラっぷりが見事に炸裂していましたが、こっちが彼女の本質ってことで、やっぱりシリウスに「変身」している時は相当に無理をしていたようです。コテコテの日本土産を満載しての帰国ってところがいかにも彼女らしい微笑ましいエピソードとなってます。ところで深雪からライバル宣言を受けてましたが、あれって魔法の話だけでしょうか? どうも「お兄様に対しても」というニュアンスを感じましたが。リーナは無意識のうちに達也に惹かれているところがありましたし、達也も珍しいぐらいにリーナの境遇のことは気にかけてましたから。そういう点では深雪にとってはリーナは極めて「気になる」存在でしょうが。

 「お兄様に対しての」ライバルという意味ではほのかがもろにそういう存在なんですが、どうも深雪の考慮の内にはないみたいですね。やはり達也があそこまで露骨に好意を見せられていても常にサラッとあしらっていることと、魔法力的にも深雪とは勝負にならないというところから、深雪的にはアウトオブ眼中なんでしょうか? あの嫉妬深い深雪も不思議なほどにほのかに対してはすごく余裕を見せてますので。

 

新展開に向けて新キャラと新たな敵の登場か

 後半は唐突に新キャラ(ですよね?)が登場して、何やら四葉が動き出したということが示されてましたが、最初の校内での戦闘シーンが全く話として結びつかなかったんですが、あれは彼女の戦闘能力を確認するためのテストだったんですか? 私にはそもそも最初に戦っていた少女と、後で出て来たメイド少女が同一人物なのか違うのかも理解できてなくて、どうにも話がつながらなくて「?」状態なんですが・・・。ハッキリ言ってこの作品、キャラ作画が特に女性キャラのパターンが少ないので、モブキャラまで含めて区別が付きにくくて・・・。まあ「進撃の巨人」のように「すべてのモブキャラがジャンに見える」ってほどではないですが。

 ここで魔法師原理主義団体みたいなものが紹介されてましたが、これが次の敵でしょうか? まあ多分、実はこの団体の背後にこれまた大きな陰謀が渦巻いていてって展開になり、それを無敵の達也様がぶっ壊すんでしょうが。

 

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