話の核心が説明されました、台詞で延々と・・・
犬丸君とレオ君が、同時に音声多重でこの世界に起こっていることの説明を受けるというのが今回。
要するに作品冒頭に出て来た「バシュタールの惨劇」は500年前にあったことというわけか。正体は不明だが「禍の光」なるものが空から降ってきて、それで大被害が出たということのようです。破壊力は核兵器並だった模様で、またどうやら直撃被害だけでなく、周囲に二次的被害もあった様子ですね(いよいよ核兵器っぽいのだが)。で、それが近々帝都にもう一発来るってのが何かの予言の書にあるから、それに備えるための準備をしていたと。
で、その過程で開発されたのか発見されたのか定かではないが、ルミナス種子なるものが出て来たのだが、それがとんでもない破壊力を持っていたことから、そいつが反皇帝派に悪用されてテロ兵器化しつつあるという辺りか。
何かまだよく分からん点は多いが(この禍の光とフリーレンの炎は関係あるのか、そもそも魔物は何でなぜ登場したのかなど)、この世界の核心的なことが唐突に登場しました。しかしこういうのをいきなり台詞で延々と説明するという展開は・・・「ダサい」です。いずれ説明の必要はありますが、もっと巧妙な方法もあるでしょうに。まあ少ない残り話数で無理矢理にまとめに入っているから、そうならざるを得ないのでしょうか。
で、ここまで散々流されてきた犬丸君は、流されついでにまた新たな任務に向かう模様。それにしてもエステルハージとかも聖騎士団団長などといいながら、こういう連中に重要な使命を託さないといけないほど配下に事欠いているのか? エルフリーデ以下スパイに出した連中だけで信用できる配下は出尽くしたのか?
そして思わぬ形での変態復活
一方のレオ君は飯場からの脱獄作戦を進めていましたが、相棒に裏切られてあわやダイナマイトでドカンだったが、なぜかその爆発をかいくぐり(周囲があれだけ滅茶苦茶なのに、彼が無事だった理由が全く不明)、地下鉄の駅に逃げ出したと思えば、そこでよりによってモンスター化して復活した変態隊長と再会。それにしても変態が変体して、さらなる変態になったというとんでも展開です。あのフリーレンの炎って奴は死んだ奴までモンスター化して生き返らせるのか、それとも瀕死だったのがフリーレンの炎でモンスター化して再生したのか。
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エンディングの方も発売されているようです。特典付きの模様
結局は危ういところで変態は恨み骨髄の兄ちゃんに吹っ飛ばされてなんとか息絶えた(んでしょ、多分)が、果たしてこれからレオ君はどうするのだか。レオ君は一応シャアケの母からルミナス種子を帝都から持ち出すように頼まれたようだが、ただそうなった時、禍の光に直撃された帝都はどうなるんだ? そもそもルミナス種子がその光を分割して封じ込めるって言ってなかったっけ?
なんか話の核心が見えてきたにも関わらず、相変わらずストーリー自体はドタバタしていて、また各キャラの「振り回されている感」が半端ない。だから今ひとつ各キャラが生きてこないし、見ていても乗り切れないんだな。
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