白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

禍つヴァールハイト-ZUERST- 第4話「Live with Honor,Die with No Pride」

何やらこの世界の根底に漂う闇が垣間見える

 今回はレオカディオはイヌマエルの妹を連行しに家へ。しかしイヌマエルの境遇から見てヘッドキーパーにつながるとは思えないと戸惑いが。しかしここで視聴者の多くが「お前のせいじゃ!!」と画面前でツッコミを入れたことと思われる。レオカディオの余計なお世話のせいで巻き込まれてしまい、そのままズルズルとヘッドキーパーと行動を共にしてしまった上にお尋ね者になってしまったイヌマエル君が実に不憫です。

     

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 で、くノ一さんが廃病院に潜入してましたが、どうやらここで研究しているのはモンスターか。前回の内容であの怪しい放射性廃棄物みたいなのに触れることで人がモンスター化することを匂わせてましたが、ここではもろにそれを研究していた模様。もしかして、そもそもその研究が暴走して、番組最初にチョロッと出てきたバシュタールの惨劇をもたらしたのか? この辺りはこの作品の世界観の根底に関わっていそう。

 そしてヘッドキーパーなる組織もかなり裏がある模様。その資金は中央部に環流して、電通が中抜き・・・ではないが、それに近しいことがおこっていたか? どうも政治家絡みの根深い汚職が存在する模様。もしかして一方でモンスターを作り出して、もう一方で武器を横流しするというマッチポンプか?

 

そして変態隊長の根底に漂う闇も垣間見えた

 後半はあの変態隊長のどす黒い過去。なるほど、変態が変態になるべき変態な過去が存在したか(笑)。クズに虐げられた挙げ句に母親を殺されて、恨み骨髄でそれを自らの謀略で復讐したというわけか。それにしてもこの番組の次の枠の方々に相談したら、問答無用で処分してくれそうな豪快なクズでしたね。思わず次の番組かと思ってしまったぐらい(笑)。どこかに金髪の美形の男がいなかったでしょうかね?

 犯罪コンサルタントの協力を得られず、自分で復讐を果たした隊長さんは、この過程で相当人間が歪んでしまったようです。どうもクズを連続娼婦殺人犯にするために、件の事件は自分で起こしていたようでから。多分、その過程で一種の殺人狂になったように思われる。で、レオカディオ君はイヌマエルの妹をこの変態の元に連行する使命を受けたわけですか。どうも黙って見ていられる状況ではなくなるような気がしますね。レオカディオもこの変態隊長のやり口は以前に散々見ているでしょうから。

 なんか最終的には、この社会の根っこにあるとんでもない陰謀が露見し、ヘッドキーパーや軍なんかの組織全体がガラガラポンになって、この社会全体をひっくり返す大きなうねりが発生するという展開かな。普通に考えると。

 

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