新年度の冬アニメですが例によって見切り作品も出るでしょうから、落ち着くまでは例年のごとく曜日ごとの紹介で行きます。今日はとりあえず1作。
錆喰いビスコ 第1話「八十万日貨の男」
何やら半ディストピア的な未来の日本を舞台にしたらしい話。何が起こったのかよくわからないが、東京がぶっ飛んで群馬が日本の端のようになっている。そして人にまで感染する錆が飛び交って、それがあらゆるものをむしばんでいる模様。一方、政府は日本維新の会にでも乗っ取られたのか、貧乏人は死ねというヤクザが知事をしている。
主人公?と思われるのが、この世界で医師をしているミロ。美形らしいがなぜか左目の周りにアザがあるので「パンダ先生」と呼ばれているという善人。彼の姉も錆に体を蝕まれており、彼は密かにその治療法を調べて非合法のキノコ(マジックマッシュルームか?)をいろいろと薬の原料として調べているようだ。
一方、もう一人の主人公らしきのがタイトルに登場しているビスコ(ビスケットか?)。何やらあちこちにキノコを生やすテロリストらしい。キノコが非合法になっているということは、何やら害があるようだが(違法薬物的効果があるっぽい)、彼が何のためにあちこちにキノコを生やしまくっているのかは謎。
というわけで第1話はこの二人がドタバタと出会うところまで。正直なところ私の好きな絵柄ではないし(好きでないと言うよりも、端的に言えば嫌いの方が近い)、今時のガチャガチャした感じの作品なので私の好みとはかなりズレている。とは言うものの、テンポは良いしキャラも結構立っている印象。本作はしばらく様子見をすることにする。