日曜日の夜に放送されたアニメをチェック
さて今月から春アニメが始まってきている。というわけでBS11を中心に第1話をザッとチェックしてみることにした。
セブンナイツレボリューション-英雄の継承者- 第1話「目醒サクセション」
いかにもゲーム原作っぽいなと感じていたら、もろにゲーム原作でした。主人公は新入生の少年だが、それが少女を助けたいと思った途端に何の予告もなしにいきなり力に覚醒するというこの手の作品にありがちなご都合主義展開。
敵は魔物らしき連中で、世界観的にはかなりディストピア的で世紀末な雰囲気が漂っており、第1話としてはややハードな展開をしていたのだが、最後に主人公が迎えられた学園が全く別世界となっていたので、外の世界とは全く無縁なヘッポコ学園ものが展開する可能性もあり。
ゲーム原作作品は、ラノベ原作作品に輪をかけてレベルが低い場合が多いのであまり期待する気にならないが、今回を見る限りでは一応合格点。まあ今後に注目だろうか。
戦闘員、派遣します! 第1話
地球をほぼ征服した?悪の秘密組織が、さらに版図を広げるべく地球とよく似た環境の星を選んで送り込んだのは戦闘員6号。この組織、そもそも戦闘員以外に怪人がいるのかも少々不明なのだが、この戦闘員が自爆能力以外には特に能力の無い美少女型アンドロイドと共にその星の侵略に挑む・・・ということらしい。
もっともその送り込まれた星というのが、モンスター的な生物がいて、人類は前文明が一旦滅んだ後の中世的な世界という印象なので、異星と言うよりも形を変えた転生ファンタジーに近い。そういう意味ではあまり斬新さはない。
面白いのは主人公が戦闘員であるだけに、基本的にはゲスであるということ。他の登場人物も姫などを初め、全員が裏表がある人物ばかりであって、主人公を取り巻くドタバタが展開するというパターン。残念ながらギャグに関して腹を抱えて笑えるようなものは皆無だっただが、ツボにはまればそれなりに面白い話になる可能性はあり。もっともツボを外してひたすら寒い展開になる可能性の方が今のところは高いが。しばらく様子見。
デビルズライン Line.1「ダークサイド」
人間界に入り込んでいて事件を起こす吸血鬼を取り締まっている秘密組織。それと関わり合いになってしまったヒロインと、その組織に加わっているらしき吸血鬼の愛情物語・・・になるのだろうと思われる。
主人公の友人で彼女にずっと気のあった男が実は吸血鬼でしたというオチは一ひねりしてはいる。彼は典型的な糸目が目が見えた途端に怖くなるというキャラ。ただし話自体は吸血鬼ものとしては非常にありがちのパターン。またヒロインの恋愛物語に血みどろアクションを搦めてという展開になりそうなので、これは私の興味外。というわけでこの作品はここで落ちます。
以上、月曜アニメはとりあえずセブンナイツレボリューションと戦闘員がしばし様子見だが、正直なところ共にあまり期待値は高くない。果たして完走できるかどうかは今後の展開次第。
