白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

ノー・ガンズ・ライフ 第23話「引き金(再)」

ついに十三が覚醒する

 タイトルに再がついてますが、何も再放送という意味ではないです(笑)。第4話に「引き金」があったので、再び引き金絡みの話ということですな。ちなみに第4話は鉄朗が危機を回避するために十三の引き金を引くという展開でしたが、今回も鉄朗が関与します。

 ハルモニエで十三とリンクした鉄朗は、自分が十三のハンズとして引き金を引くのではなく、十三に自ら引き金を引くように説得する。そして過去の出来事から逃避していた十三は自らの意志と責任で自らの引き金を引く。

 しかしこれって、ガンスレイブユニットってその破壊力が凄まじいので、恐らくそれに対する安全装置って側面が強いように思うのですが、十三自ら自分のリミッターを解除してしまったってことになりますね。これはシステム想定上は非常に危険な状態であるとも言える。しかし鉄朗はあえて十三に自らの行動について自ら責任をとるように言ったわけで、十三としてもガキにそこまで言われれば大人として対応せざるを得ないという側面もある。

 で、リミッター解除になった十三は大人の力でセブンを完全に圧倒する。ハンズに頼っているお前では俺には勝てないというようなことを十三は言ってましたが、今の十三はハンズの制約なしにすべての力を解放できるようになったということか。

 

なんか回りの思惑以上の状態になったような・・・

 あの爺さんは十三はすべての力を解放できていないから、鉄朗がハルモニエで十三を乗っ取ることで力を解放して(この過程で十三の意識は飛ぶ)、セブンを撃破させようと考えていたんだが、蓋を開けてみればあの爺さんが目論んでいた以上のことを鉄朗は結果としてやってしまいました(それも動機は十三を救いたいという極めて単純なものだけ)。しかしこんなことが出来るというのは、やっぱり十三には一種の裏技が仕込まれていたってことか。まあ彼は自分で力を解放することになるだろうということは予測は付いたことではあったが。

     
原作はかなり先まで話がいっているようだが・・・

 で、ベリューレンの方は十三の動向に注目していたようだが、どうも兵器としての可能性やら限界に注目していたのではという雰囲気。また幹部連中自身が自らを人間を超越した者として位置づけている感じがあるが、そういう点では十三を自分達に対する脅威と認識したのではというように感じられる。いよいよハルモニエで十三を完全に乗っ取ることを企むのでは。

 で、この作品は次回で最終回ですか。やっぱりセブンをボコったところで終わりだな。ベリューレンもスピッツベルゲンもおっぼり出したままで。正直なところようやく話が動き始めたというところなのに。半年後ぐらいに第3期あるんだろうか?

 

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