白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

マッシュル-MASHLE- 第3話「マッシュ・バーンデッドと怒らせちゃいけない人」

 いやいや相変わらず痛快だな。表題にあった「怒らせちゃいけない人」ってのは教頭と癒着した世襲の馬鹿ボン(俗に「ノブチヨ」などという)のことだったか。こいつが親の権力を笠に着てやりたい放題で、気に入らない奴は退学させるなどの横暴三昧をやっていて、マッシュが目をつけられるというお約束展開。

     
ジャンプコミック原作ってのが嫌な予感しかしねぇんだな

 しかし当のマッシュはたとえ嫌がらせをされても、パシリにされても全く応えない鋼のメンタル(というか超鈍感力だな)。屁とも思ってなかったようだが、友人と認識していたフィンが虐められているのを見て瞬間的にキレて鉄拳制裁。しかも現れた教頭まで見事に返り討ちと。それにしても「一人やったら二人やるのも同じ」ってもろに連続殺人犯の理屈引っ張り出してきていたのは笑ったわ。ちなみに厳密に言うと日本では一人殺すのと二人殺すのは同じではないです。この国ではなぜか一人殺しただけでは死刑にしないという謎ルールが存在するので。

 それにしても毎度のことながら、すべての問題をグーパで解決するな。今回も馬鹿ボンを一撃でのばした後は、教頭を生き埋めにしようとして脅しをかける。「たとえ牢に入れられてもあんたを殺る」って言ってたが、あの力だったら実際に牢から出て来て殺るだろうな。結局は上を通しての圧力もマッシュに目をかけている校長に握りつぶされて、教頭も馬鹿ボンも最後はビビりまくって廃人同様になっていたが。しかしあれを握りつぶせるということは、あの校長、ただ者ではないだけの影響力を持ってるんだな。彼も今の腐ったシステムを改革することを考えていて、マッシュをその尖兵にしようということか。

 とりあえず目下のところはなかなか面白いです。何か将来典型的な少年ジャンプ型ワンパターンに落ちそうな嫌な予感はしますが、とりあえずはウォッチです。

 

 

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