おじさん危機一髪
ここまで無双の快進撃だったおじさんですが、おじさんの力の源は精霊とのコミュニケーション能力の高さ(人間相手にはコミュ障気味なのに)から来る精霊魔法だったせいで、精霊が寄りつかない環境下では全く何も出来ないという弱点が発覚。おじさんは体育の成績は2か3だったそうなので、体力の方は全く使い物にならないとのことです。それにしても2か3って・・・。しかし1か2だった私よりはまだマシだな(笑)。ちなみに私は実技オンリーだったら常に1です。保健の座学の点数が入るようになって辛うじて成績が上がったという人間なので(保健って要は初等医学なのでこれは強かった)。だから私が異世界転生したとしても、戦士に転生する状況は想像が付かん。転生したら多分魔法使いか賢者だと思っている(笑)。
逃げ出したおじさんは何やら札のようなものを使っていたが、陰陽道でもマスターしてるのか? とりあえず一匹は倒してもう一匹は古代魔道具を入手したエルフによるゴルゴ並の超遠距離射撃で決着。魔法力をぶっ放してるんだろうけど、構造から見たらレールガンっぽいわな。「とあるエルフの超電磁砲」ってか? あれがどうやら先週にライガ達が洗濯物を干していた剣の鞘か。
で、おじさんが退避している間に果敢にもモンスターに立ち向かったエドガーとライガの凸凹コンビはものの見事にモンスターの支配下に。まあお約束というか何と言うか。実際、戦闘技倆なんてものは根性だけではどうにもならんわな・・・。根性で跳び箱飛べりゃ苦労しないもんな。一応何やら魔道具の効能発揮でアリシアが二人を正気に戻したついでに、謎の技能リンクでファイト一発でぶっ倒してしまった。
段々と危ない性格になりつつあるツンデレエルフ
とりあえずようやく精霊達が戻ってきて力を取り戻したおじさんは、「メッチャ怒ってる」らしい水の精霊の力でモンスターを一掃した上に火事も一瞬で鎮火。水の精霊もパワー全開していた模様。「わしらの島で何勝手さらして、火なんて付けてけつかんねん」ってとこか。
で、結界も張って一件落着でゆったりと入浴しているおじさんに迫るアリシア。だけどあのシチュエーションで全くグラッて来ないおじさんも流石だな。どうもあまりに非モテ街道突っ走りすぎて、女性に対する感覚が完全に摩滅してしまっている模様。性的な意志が皆無ってわけではないようなんだが、自分は女にはモテるわけがないっていう悟りの境地に行ってしまっている模様。
アリシアって巨乳の可愛い女の子設定だが、エドガーとライガにかかれば「無理」の一言で瞬殺みたいですからね。あの世界は皆美形というようなことを言っていたから(だからおじさんがオーク扱いされるんだが)、アリシアの容姿ってあの世界的には十人並みってことなのかな。まああの2人に関しては、アリシアと付き合いが長すぎてその性格もよく心得ているから、その辺も含めて「無理」なんだろうが。確かに嫁にしたらいろいろと疲れそうなタイプではある。
結局「無闇に記憶を消すな」というのはアリシアに言われたのか。私はすっかりエルフに言われたんだと思っていた。で、何となくアリシアと良い雰囲気になりかかったところで、怒りのエルフの長距離スナイプが。彼女の怒りはどうやら結界をも貫く模様。これは先にアリシア達に良いところで邪魔された意趣返しでしょうか。にしてもこのツンデレさん、段々とツンデレ通り越してストーカー化しつつあるような。
残りは後2話の模様で、原作がまだ継続中らしいことを考えると、中途で終わることは間違いなさそう。まあヘッポコな独得の雰囲気は悪くはないので一応私も完走しそうだが、これもわざわざ第二期作るほどの作品ではないな。
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