スパイ二人は無双でした
いきなり転生したら剣のサブタイトルのような標題掲げちまったが、今回の内容って実際にこれに尽きるわな。実況が「何が何やら」とか言っていたが、まさにその通りで何がどうなっているか分からないような状況で無双の二人が飛び回って相手をひたすら蹂躙する展開になってしまいました。いくら床に細工をしても、あそこまで華麗な空中殺法展開されたらどうにもならんわな。あのスピードだったら狙撃を当てることもまず不可能だし。まあゴルゴとかだったら、標的の動きのクセとかを読み切るというような超人的な技でも繰り出すんだろうけど。
まんまと優勝を収めたロイドは、敵の更正までさせてしまう「すき」という展開で任務完了。秘密警察の介入もあって危機一髪でしたが、そこは「こんなこともあろうかと」用意していた贋作とすり替えて問題なし。まあ秘密警察の連中は絵画の専門家でないから、すり替えられた絵画の真贋なんてその場で判断は出来なかったというオチのようです。しかし発見された紛争火種ってのが、まさか東西冷戦の火種でなくて、家庭内紛争の火種だったとは・・・。まあ暗号隠した愛妻家の彼としては、家庭内の紛争発生も、東西全面戦争発生も同レベルの危機だったのかもしれないが。
要は東側高官は実はドルオタでしたというお話。金をつぎ込みすぎて妻に怒られたようだが、そもそもは少々の金を貢いだぐらいで家計に問題の出るような身分ではなかったはずだから、やっぱり金のことよりもドルオタだったことの方が問題だったんだろうな。ハンドラーがハッキリと「キモい」と言っていたが、妻の反応も「キモい」が一番だったんだろう。まあ男の趣味を嫁に理解しろってのが難しいのは古今東西どこでもよくある話だが。旦那が長年集めていた鉄道模型を嫁が「こんな玩具」と勝手に処分してしまって、それが原因で離婚にまでなったって話も聞いたことがあるわ。まだ離婚ならマシな方で、旦那がそのまま失踪しちまったという例もある。正直なところ、女性は旦那に自分と子供以外のことには金も労力も一切費やさせたくないという生物的本能を持っているのではと思ったりする。
しかしヨルさんはさらに無双でした
前半に豪快なまでの無双っぷりを発揮した黄昏&夜帷ペアですが、その余勢を駆ってヨルに真っ向勝負を挑んだ夜帷は見事に完全粉砕されます。確かにスパイ連中は無双ですが、ヨルの無双さはそれよりも一段次元の違う無双なので。テニスボールで夜帷のラケットを完全粉砕してしまうヨルのストレートサーブ。球速がありすぎて重力の影響さえ受けないようです。それにしてもまるっきり「侍ジャイアンツ」レベルだな。
まあ「侍ジャイアンツ」レベルの無双のヨルに比べると。夜帷の無双度は「巨人の星」レベルかな。超人的な技を持つ星飛雄馬でも、人間レベルを超えているワイルドな番場蛮には勝てんだろうな。夜帷も最後は勝つとかいう次元でなく、生存本能のレベルで必死でラケットを出していたから。もっともあそこがロイドなら、素直に逃げるだろうけど。
で、見事に真っ向粉砕されてしまった夜帷は、何やらそもそも目的が迷走してしまって、山に籠もってスイングスピード強化のための特訓ですか。ロイドが「テニスに熱い人なんじゃないかな」とか言って誤魔化していたのだが、本当にテニスに熱い人になってしまったような。
相変わらず快調に笑わせてくれます。で、次回で最終回かと思っていたら、今期は13話あるようですね。そう言うわけでラストはドノバンとの会見エピソードで、次回はその前のエピソードをまとめて持ってきますか。シリーズ開始前から全13話の割り振りを完全に決めていたようですね。
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