白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

後宮の烏 第8話「青燕」

おっ、大分分かりやすくなった(笑)

 名前が分からないと散々ここで言っていたら、ようやく字幕が付くようになりました(笑)。まさかこんなマイナーブログがチェックされているとは思えませんから、まあ同じような声が結構あったんでしょう。やっぱりこの作品の場合はこれは必要だわ。公式HP見てもごく一部のキャラしか紹介がないし。テレビ見ているだけだと、やたらに「ニャンニャン」言うばかりで何と言ってるのか分からんし(笑)。

   
原作はコミックだと思っていたら小説なんですね

 で、今回ですが寿雪が見習い宦官の少年・衣斯哈に情けをかけて、彼が目撃した少年の幽鬼を救済するということを行ったのだが、結果として衣斯哈の立場を危うくしてしまったから、彼の面倒を見ることになりそう。まあ寿雪があまりに康覧をビビらせすぎてしまったので、彼はもう衣斯哈と一切関わりを持たないことにしてしまった模様。

 そしてその幽鬼となっていた少年は「ユイハ?」音だけ聞いたらこう言ったようだが、とにかく文字とかは分からん。で、その少年は后を喜ばすのに鳥の羽を取ろうとして、鳥を殺してしまったことで罪の意識から自首して死罪になったってか。どうも衣斯哈と同様に実直すぎる人物だったようです。そしてその親友の史顕は友を見捨てたという罪の意識にずっと苛まれていたと。最終的には少年を成仏させるだけでなく、史顕をも救うという結果になりました。少年にしてみたら、史顕が自分を裏切ったという感覚は持っておらず、史顕は自分が彼を助けるために何も出来ずに自分の身を守っただけだったということを悔いているわけですから、少年からしたら「友よ」と呼びかけられる相手だったと。

 

 

今回のテーマは「友」ですか

 そういうわけで今回は友とは友情とはという内容になっていました。それは高峻と友としてギクシャクと付き合っている寿雪自身にも返ってくる内容。あまりにギクシャクしていて九九辺りから見たらむしろ微笑ましいようであるが。ただとにかく、高峻は寿雪を丸め込むにはとりあえず餌付けをしたら良いことは把握したようだ(笑)。

 寿雪は最初は烏妃という立場から、なるべく人と関わらず距離を取るようにしていたようですが、そのテリトリーがグイグイとくる高峻によって荒らされて変化を遂げてきています。それと共に本来の彼女の性質である優しさが垣間見えるようになって、それが高峻の懐刀の衛青の心も明らかに解きましたし、今回なんて温蛍があからさまに彼女に対して心服したようです。どうやらイケメン宦官集団がことごとく彼女に靡きそうな雰囲気になってきた。

 ただこのまま平穏無事だったらドラマにならんので、また何か事件があるんだろうな。しょっちゅうあの謎の怪鳥が登場するが、その存在が烏妃とはなんなんだという根本に関わっていて、どうも高峻はその領域までグイグイ来そうだが、それが解決するところまでは多分アニメは行かないだろうな。この作品の原作は読んだこともないし読む気もないが、多分まだまだ続くんだろうから。結局はその辺りのところは有耶無耶にしたまま、一応何らかの決着をつけて完かな。

 

 

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