シスコンユーリの登場でドラマはまた新たな波乱を
何とかアーニャは学校に入学できて、後は特待生を目指すのみ・・・なのだが、どう考えても落ちこぼれ一直線で落第の方が近そう。さすがにこれには敏腕スパイ黄昏の「順調です」も嘘がバレバレという状況。ロイドは家族のことが絡んだら、敏腕スパイ黄昏の顔でなくて、素が出るというかグダグダになってしまうようで。この辺りもなかなかの面白さ。
そこに新たな波乱要因として、かなり強度のシスコンのヨルの弟ユーリがやって来たが、彼は可愛げに見える外観に反してかなり危ない奴。まあヨルもああ見えてかなり危ない奴ですから、さすがにその弟です。さすがにロイドは事前調査でユーリの正体が分かっているようですが、ユーリの方はまさかロイドが敵方の敏腕スパイの黄昏とは思っていないようです。姉のことが絡むと正常な判断力が麻痺するようで、ひたすら嫉妬全開で突っ走っている。
しかしその嫉妬で曇りまくった目でも、ロイド夫妻の不自然さに気がついた模様。ヨルとロイドは確かに夫婦を演じているが、偽装夫婦と言うことで一線を引いているので、とっさの時にどうしてもよそよそしさが出てしまう。こりゃ大ピンチと言うことで次回。なかなか気を持たせるな。
それにしてもユーリを通して、この国が秘密警察国家でかなりろくでもない体制だってことをさり気に描いてますね。まあだからこそロイドの使命の意味があるというわけになりますが。
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