変態領主は無双のアーク様が一蹴
やっぱり領主の館でのドタバタは無双のアーク様があっさりと片付けてしまいました。哀れ変態公爵は恨み骨髄のエルフ達によって、ポンタが「直視できません」の悲惨な末路を(笑)。そもそも実力が圧倒的すぎて、本来潜入の必然性さえ全くない。玄関からまともに乗り込んで、城ごと吹っ飛ばすのも造作ないレベル。
で、すべてが片付いてエルフの里訪問というところで、アークはやっと自分の秘密を明かしたか。まあ実際、あそこまで心つかんでからでないと確かにいきなり斬りつけられる可能性ありだわ。しかしそもそも自分の脳内設定って言っていたけど、実際に呪いかけられたって設定になってたんだろうか? これから呪いを解くための旅って言ってたけど、そもそも呪いをかけられる理由も、かけた相手の心当たりも何もないはずだが。
話のこれからはまだ見えていない
そしてこの作品の一番のカギである「ポンタ可愛い」はアリアンまで魅入られていたか。一応あれでもクールを装っていたようです。実は相当普段から無理をしているんだろうなということを窺わせる話で、これって実はアリアンのキャラの根本に斬り込んでるな。ダンカとのやりとりでは、はるかに強い姉か何かがいるようなことを言っていたから、そうなるべきとして無理をしてるんだろうと言うことを匂わせている。
ところでアニメファンタジー世界はオタの妄想を反映して、やたらに巨乳エルフが登場するんだが、実際はエルフは種族の特徴として巨乳タイプは本来はいないはずなんだが(全体的にほっそりしていて見た目華奢なのがエルフの特徴)。まあこの辺りはいうだけ野暮なんでしょうけどね。そもそもアニメ巨乳は重力の法則さえ無視しているから。
そしてアーク達と無関係のところで、どうやら王族達の骨肉のドロドロが渦巻いているようです。長男はいかにも計算高そうで、次男は狂犬タイプか。こういう連中が今後アードと関わりになってくるんだろうな。パターンとしてはアークは次女と組むことになるという展開かな。どう見ても次男は最初に失脚する雑魚、長男の方は後々まで立ちはだかる黒幕タイプだし。
やっぱり無双すぎる主人公設定のせいで話に緊張感は皆無だが、それなりに楽しい話としてまとめてはいる。ただ与太話の連続で、方向性が目下不明なんだよな。
ところでこの作品のコメント書いていたら、知らない間にアークがアードになってた。アードは最強魔王様だったっけ。どうも紛らわしいんだよな。
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