白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

史上最強の大魔王、村人Aに転生する 第5話「孤独なりし王の物語」

あっさりと敵を倒してイリーナを救出

 イリーナをさらった魔族は、イリーナを邪神復活の生け贄にしようとしていたと。うーん、陳腐だな・・・(笑)。で、イリーナは邪神の血を引いているというのが秘密か。確かに魔王その人であるアードの秘密に比べたら「それが何か?」のレベルの秘密だな。アードも「そんなことはどうでも良い」とばかりに一蹴してましたが。むしろその後にアードの圧倒的な戦闘力を見たイリーナの方が思わず引きかけてから、やはりアードを信じてついて行くという決意をしたようですが。

     
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 まあ今回はイリーナの救出物語になるとは思ってましたが、それにしても予想以上にあっさりと決着付けたな。邪竜か何かが現れましたが、無敵のアード様の前で一蹴でした。どうも魔王と言っても魔族の長というのとは少し違って、単に異常に強すぎる者を魔王扱いしていた節があるが、この世界って魔王とは別に邪神とそれに仕える魔族がいるってことか。なお魔王が人類にとってどういう存在だったのかが今ひとつ明らかではない。魔王をネタにした演劇があるぐらいだから、人類の敵ってわけではなかったようでもあるが。

 

 

アードが無敵すぎて、これからのストーリーは大丈夫か?

 アードはスクリプト魔術とか、本人の魔力容量にほぼ無関係の魔法を駆使してているようですが、今回も切り札は一種の魔法機械のようなものでしたね。一体どういう魔法体系になっているのか、この世界の設定が不明なんですが、アードを見ていると自身の魔力と言うよりも、回りの環境を駆使しているように思える。だから転生して子供の状態から始まっても能力自体には全く問題が生じていないってことか。

 で、今回のイリーナを巡ってのドタバタから見え隠れする本作の進路って、やっぱり邪神復活を目論む魔族連中との戦いってことになるのだろうか。ただどういう相手が出てくるのかは知らないが、今回中ボスクラスと思われる邪竜でも鎧袖一触でぶっ倒してしまった無敵のアード様だったら、上手い具合にストーリーを展開しないと盛り上がらないぞ。

 

 

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