森の魔物なんてアウトオブ眼中のマティアス様
迷宮都市メルキアを目指すマティアス一行。魔物続々の森を迂回して数日かかるというごく常識的なルートを考えているルリイ達に対して、「森を突っ切っていったら夜までには到着する」と非常に合理的に考えるマティアス。彼にとっては魔物なんて障害でもなんでもないし、知能の高い魔物がいるらしいと聞けば「おっ、面白そう」と考えてしまう異常者(笑)。確かにアルマ達が言ったことは完全にやぶ蛇。マティアスがあの表情をした時にはもう誰も止められない。
で、あっさりとその知能の高い魔物とやらを屠ってしまったマティアス。もっと楽しめると思っていたのにいささか期待外れだった模様。まあちょっと魔法の力を試すのに山を3つ吹っ飛ばしてしまった過去があるぐらいだそうだから、かつての力全開だったら、魔物退治どころか森ごと吹っ飛ばして道を作っちまうぐらいの力はあったんだろう。で、食材調達の方はさすがに巨大マンドリルを食う気にならんから、猪八戒の方を仕留めてきた模様。
それにしてもアルマの料理エピソードはコテコテのお約束だな。ああいう場面ではゲロマズ料理が登場するってのはお約束中のお約束。それにしても暗黒竜さえも耐えられない料理ってんだから、もはやそれは殺傷能力を持つレベル。殺傷能力は青学テニス部を恐怖の坩堝と化した乾汁レベルか。ルリイは分かっていたし、マティアスも何となく察したから最初から回避したんだろうけど。それにしてもアルマは味覚が異常というわけではないようなんだが、味見してないのか?
マティアス一行による世直し旅の開始
マティアスは最初から危険なダンジョンの上に都市があるというのに疑問を感じていたが、いざ訪れるとどうやら魔族(もしくは裏切った人間)に支配されている模様。ダンジョンで怪我人が多数出るのが分かっていながら回復術士を「金の無駄」として首を切ったって、もしかして領主は魔族でもなくて日本維新の会かも。実は領主は吉村か? で、マティアス一行による世直し旅になるんだろうか。「静まれ、静まれ、この失格紋が目に入らぬか!」って。まあ実際に校長通して国王と連絡取ったみたいだから、最後の最後で「ええい、ひかえひかえぃ、畏れ多くもこちらは国王様からの書状なるぞ」という展開はあり得るが。
それにしてもダンジョンで数十人を重傷にしたモンスターは、マティアスが傍観している状態でルリイとアルマとイリスの3人だけであっさりと始末。しかも「今回一番強かったよね」ぐらいの認識で簡単にぶっ倒している模様。マティアスに鍛えられている内にこいつらも化け物級になっている模様。ルリイは付与魔法だけのイメージがあるが、実は地味に剣技もあるようだし。
さり気にマティアスが「失格紋は回復魔法に一番適している」と言っていたが、失格紋は射程が短いが繊細な魔法制御に適しているので一番近接戦闘向きといっていた流れか。要するに回復は接近してやるから、そこで血管つないだり神経つないだりって細かいことが上手く出来ると。確かにブラックジャックだな。次回予告のところでまさにそのネタをやっていたが。
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