新年度のアニメの2週目です。ここから始まる作品なんかもあるようですが、そこからも見切り作品も出るでしょうから、3週目ぐらいから作品ごとの紹介になるでしょうか。今日はとりあえず2作。
殺し愛 第1話「WHAT'S YOUR NAME?」
賞金稼ぎの女性にお尋ね者の殺し屋が猛アタックという奇妙な関係がいきなり突発的に始まる奇妙なドラマ。しかもこの二人、何やら過去の事件が絡んでいる模様。ヒロインはとにかくクールを保とうとしているが、その性格は恐らく過去の凄惨な経験に根ざしているのだろうということを匂わせている。
ネタ的にも当然に血生臭ささがつきまとう作品なのにもかかわらず、殺し屋とヒロインの絡みは妙にヘッポコでその違和感が強い。この二人の絡みだけを見ていたらドタバタラブコメを連想するのだが、その背景に強烈に血の臭いがつきまとうというギャップがこの作品の最大の特徴のようである。
目下のところ作品がどっちを目指しているのか分からないので、とりあえずはしばらく経過観察かなというところ。
東京24区 第2話「セピア・グラフィティ」
前話はかなりテンポ良くアクションで話を進めたのだが、今回は主人公達を取り巻く状況やらの説明を過去の回想も織り交ぜて始めた内容。
ただこれが現在と過去がポンポン飛ぶので決して分かりやすいと言いがたい。死んだはずのアスミが出てくるから「あっ、これ過去か」と分かるという状況。そのため話が雑然として時間軸が分かりにくいが、何となくこの地域にはびこる悪の黒幕のようなものの存在が見えてきた。そいつらの悪事を防ぐためにRGBが活躍するというストーリーになるんだろうかということを匂わせている。
とは言うものの、今回単独で見ると話が全く進んでいないので退屈なのは否定できない。前話が2話続きでテンポ良く事件を描いただけに、その落差が失速感を抱かしてしまうのは大きなマイナス。恐らく次回にまた話が動き始めるとは思うが、あんまりダラダラやらないかが若干心配。
リアデイルの大地にて 第2話「怪我人と、王都と、息子たちと、鬼ごっこ」
とりあえずヒロインは息子たちの様子を見るために王都に行くと共に、自身は冒険者として登録することにしたということのようである。
ただヒロインはあくまでチートキャラなので、ほんわりほんわりした緊張感皆無の展開である。この緊張の抜け具合は、つくづく「スライム倒して300年」と共通している。ヒロインのキャラから話の雰囲気までほとんど同じ調子なので、内容が退屈なのもあれとほとんど同じ。まあヒロインが冒険者になるとのことだから、今後少しは作品に変化が出るかも知れないが、かといってシビアな話になるはずもないから、相変わらずの腑抜けたエピソードが延々と続くことが予想される。
というわけで本作は既に私が退屈してきましたから、MD1(マジで脱落1週前)です。次回見てやっぱり退屈なら、多分何のコメントもせずに落ちます。
本日は以上の3作ですが、1作はもうカウントが入りました。多分次回で脱落でしょう。