何考えているか分からないカレンと役に立ってないユイト
ユイト達の全力での説得にも耳を貸さずにバーサーカー状態のカレン。かなり理解の悪い奴である・・・と思っていたら、突然に乱入してきたフブキに説得されてあっさりと納得。何なんだこいつは? もしかしてこいつ、アリスではなくて本当はフブキに惚れてたのか? これだったら最初からフブキが一人で説得に向かえば良かったのでは。何かここまでボロボロになりながら必死でやって来たユイト達が全く浮かばれませんな。
しかもご都合主義的に「クナドゲート消しちまうんだったら、ついでに断絶の帯も消しちまったら良いんじゃね」となる。なんて好都合な・・・。さらにカサネとユイトが「俺たちの能力だけでそんなこと無理」と言ったら「全員の脳をつなげるつもりでいたけど、アラハバキをつないだらそれだけでいけるんじゃね」と来る。もう怒濤のご都合主義展開に目眩がしてくる。なんかここまでひたすら苦戦しまくっていたユイト達がバカそのものに見えてきた。ここで一言、ユイトが「それじゃ俺たちは今まで何をしてきたの?」とツッコミを入れても良いところ。
そしてアラハバキを接続してユイトとカサネとカレンの3人でクナドゲートに。アラハバキとの接続はかなり脳に負荷をかけるようだから、既にズタボロのユイトは失神、主人公らしく再び不屈の意志で立ち上がるが、そこでカレンが「アラハバキの制御は俺に任せろ、2000年つながっていたから簡単だ。」と来る。ここでもユイトが一言「それだったら最初から言え!」とツッコんでも良いところ。
怒濤のご都合主義ラッシュはついに爆笑の域に
その挙げ句に最後の最後でカレンが「俺、全部諦めてるわけじゃないから、クナドゲートは消すけど」と飛んでしまう。そして自分の存在を完全に消去してしまって、あっさりとアリス復活・・・って、おい、それが出来ないからカレンは今まで無限ループに陥ってたんだろうが。何で急にあっさりと解決してるんだ。
結局全く何の役にも立たなかった馬鹿兄貴は「空が青い」とかマヌケなことを言ってるし・・・。何か勿体ぶった挙げ句に何も出来なかった男です。確かにそういう点では政治家向きではあるが。
で、目出度し目出度しというオチだが、もうご都合主義が一個連隊で怒濤の進撃をしてくるので、こっちは最後は呆れるのを通り越して爆笑してしまいました。まさか最後に大笑いさせてくれるとは。こりゃ想定外だ。しかしこれで終わらせといたらいいのに、来週さらにエピローグがつくのか。何か今から蛇足感満開だな。
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