白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

海賊王女 第10話「佳局の幕開け」

目的地にたどり着いたらしきフェナ一行だが、お呼びでない追跡者が

 いきなりタイトルの佳局ですが、あまり一般的に使う言葉ではありませんね。Google先生によると「面白い局面」とのことですが。

  
Blu-ray BOXが出るようで

 フェナが突然に思い出した歌(歌詞自体は雪丸が覚えていたのだが)を元に座標の謎を解いたフェナたち、エデンがあると思われる島に出航する。しかし彼らにはしっかり尾行が。あの危ないアベルがいかにも欲の深そうな上官っぽいのを連れて付いてきている。

 そしてフェナ一行は目標の座標で無人島に到着・・・なんだが、この島はいきなり海中から浮上するって人工島か? その割にはなぜか木が茂っていて謎空間。もしかしたらこれらの木も含めてすべて人工物?

 で、太古の都市のような遺跡にたどり着いたフェナたち。莫大な財宝に驚く一行だが、フェナは雪丸と共にさらに奥に進むと謎のステージに。そして突然にそこで何かを思い出したように踊り始めるフェナと、それにひたすら見とれている雪丸・・・いやいや、雪丸完全に魔女の手練手管に乗せられているって感じだ。もう眼がハートマークになってそうな雰囲気だった。

 

 

明らかに往年の東映冒険活劇のテイストになってますね

 そしてフェナの踊りの軌跡に反応してエデンへの階段が・・・ってところまでだったが、一方でアベル一行が上陸班編制して上陸してきてたな。なんかまるっきりラピュタみたいな展開になってきたが、どことなく往年の東映まんが祭の冒険映画の雰囲気になっていて、懐かしいと言おうか何と言おうか。

     
なんかこれが登場しても違和感がない雰囲気になってきた
    
それともこれか

 やっぱりこの作品って、最初見た時からいかにも今風な作りに反して、根本のところは実はかなり古いなって印象を受けていたんだが、今回見ていてやっぱりそうだなと感じた。基本的に東映の「長靴をはいたネコ」とかのテイストなんだ。で、そのテイストを直系で引いているのが宮崎駿だから、結構正統派の流れだな。

 次回はいよいよエデンの正体が現れて、それを巡ってアベルの一行との戦闘にって展開かな。そして最後はエデンがアベル一行に荒らされるのを防ぐために、フェナがエデンを永遠に封印するってお約束の展開になりそうな気が。そしてアベルはヘレナの幻想を見ながら大崩壊の中で息絶える。すべては終わった時にフェナと雪丸は手を取り合い・・・ここで雪丸がいきなりフェナにキスなんてことも。というバリバリの王道展開が思い浮かぶんだが・・・。いよいよラピュタっぽいが。

 

 

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