白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

Deep Insanity THE LOST CHILD #5「take05」

今まで描かれていなかった玲香を描いてきた回だが

 今回は今まで存在感がかなり薄かった玲香のキャラと時雨が関わりを持つという内容。これで今までほとんど描かれていなかった玲香のキャラを描いている。

プライムビデオ配信中

 どうも時雨はどことなく玲香に対して気が退けているというか、距離感を取っていたので、そのギクシャクした空気を感じたレスリーが強引に二人を引っ付けようとしたと。

 どうも玲香は最初から妙にクールな態度を取っているので取っつきにくいところがあるのですが、その一方でオタクキャラというのも謎。玲香の取っつきにくさはオタク特有のATフィールドでしたという話か? で、同じオタクジャンルの時雨は、自分はアニオタでも絵が描けないタイプだという劣等感があったから、それが絵が上手い玲香に対して退け目になって、それがどことなく距離感を置いていた原因だったと?

 一方の玲香の方は自分の義足が奇異の目で見られているのではと思っていたようだが、時雨の方はそんなものは微塵も気にかけてなかったと。まあありがちな互いのすれ違いではありますが。

 

 

一癖あるを通り越して、ぶっ壊れているキャラ設定はどうだろうか

 それにしてもアニオタの中で絵の描けない者は描ける者に対して退け目を感じるってのは、もろに絵が全く描けないアニオタである私は理解できますが、この作品のキャラ設定それでいいの? 確かにアニオタあるあるだけど、この作品ってどういうキャラを描きたいのかがサッパリ分からん。未だに主人公のキャラをキチンと確立できてないところがあるからな。目下のところ、単に状況に散々振り回されているだけのは馬鹿というイメージしかないな、この主人公。

 オネエの副隊長に、隊員は脳障害で頭がぶっ壊れている奴、地下アイドル上がりの奴、そして義足のアニオタお嬢とおかしなのばっかり。まあ元々半ばぶっ壊れているような世界観だが、さすがにあまりに登場人物がぶっ壊れているのはどうかなという疑問があるな。今時と言うよりも、明らかに異常な世界になっている。

 

 

次話はこちら

anime.ksagi.work

前話はこちら

anime.ksagi.work