白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

真の仲間じゃないと勇者パーティーを追い出されたので、辺境でスローライフする 5話

相変わらずのデレ姫様の惚気が全開

 相変わらずレッドとリットの新婚夫婦の惚気話という基本は変わってませんね。今回はリットを巡って諸勢力が入り乱れたんだが、リットは「私はレッドと生涯一緒に暮らすつもりなのでここから出て行かない」と一貫している。レッドの方も婚約指輪ならぬ腕輪をプレゼント。うーん、惚気はそのぐらいにしておけと言いたくなる。

     
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 それにしても豪快なまでの惚気っぷりだ。リットの過去を持ちだしてゆすろうとしたチンピラもいたが、「それが何か?」という見事な塩対応。レッドのためなら王女の地位なんて全く惜しくもないと言い切っている。まあそもそも王女にもかかわらず冒険者やっていたような人ですから、元々王女であることにこだわりがないというか、むしろ邪魔なぐらいに思っている模様。あそこまで言いきられたら、あんな三下は「どうも失礼しました・・・」と引き下がるしかない。しかもレッドをどうにかしようにも、実はレッド自身がかなり強いし。恐らくそこらの冒険者や盗賊程度だったら、指先一つでダウンと違うか。

 

 

あのパーティーでレッドを追放してしまった愚者

 で、今回も例によってリットが昔を回想して、レッドへの想いを再確認という内容。それを見ていてハッキリしたことは、勇者パーティーは実質的にレッドがリーダーだったということと、どうやら以前からあの賢者とは微妙に反りが合っていないようであるということ。

 しかしあの状況でレッドをパーティーから追放したら、そりゃパーティーが成り立たなくなるのは自明。それにもかかわらずレッドをパーティーから追い出したんだから、ありゃ賢者どころか超愚者だな。どうも個人的な感情に基づいての行動のようなんだが、あれでは魔王軍の回し者と見られても仕方ない。それにしても毎回毎回次々と明らかになってくレッドの有能さと、それに比べてあの賢者の役立たなさ。実際にいるよな、こういう使えないのに妙に上から目線の奴。賢者の加護を持つことの副作用はアホになることだったのか?

 しかも彼がレッドを追放したことはルーティにも一瞬で見破られて一撃で半殺し状態にされてるんだから何をやりたいんだか。ルーティは非常に感情が薄いように見えますが、兄に対する執着はあるようです。これは下手したらルーティが不安定さを増して、それこそ暗黒落ちする危険性まである。魔王は何とか倒すものの、その後に力が暴走してルーティの存在自体が世界を滅ぼしかねない状態となり、それを防ぐために女神が異世界から最高の暗殺者を呼び出して転生させる・・・ってこれは別の作品だった。

 

 

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