あっという間に魔法を極めてしまう主人公
今回は主人公が魔法の修行をしますという話だが、主人公との年齢関係やビジュアルやら、どうも「精霊幻想記」と被ってよろしくないですね。いずれは主人公をとりまくハーレム要員になるんでしょうか?
主人公は魔法の法則性を読み取ってオリジナルな魔法を作ってしまいましたが、そう言えばスキル配分の時に魔法創生がついていた気が。しかし金属の比重とか原子量なんてのは専門家でも正確に覚えている者は少ないです。私なんかでも便覧調べないと分からない(笑)。しかしあの世界の科学は原子量とか調べられるレベルでないんだが、魔法はそれが基本になっているのか。ところで主人公は簡単に金を作る魔法を編み出してしまったが、この世界においても金は価値があるんだろうか? だとしたら路銀に困らない・・・というよりもこんな簡単に金が作れたら経済崩壊の危険もあるが。
そして主人公は何だかんだで自分がもっとも得意とする銃を魔法で作り出してしまったようです。タングステンの弾丸を使用していたようだからかなり威力はある。異世界でもスナイパーするようですね、この主人公(第1話でも実際にスナイパーでしたね)。
暗殺者としての試練をあっさりとくぐり抜ける主人公
結局魔法を教えてくれた先生は二週間ほどで帰って行ったが、何となくまだ伏線があったようだな。何かのトラブルで主人公が助けに行くことになりそう。不本意な相手と無理やりに結婚させられそうになり、それを掠いに行くのか? となったらいよいよ「精霊幻想記」だ。何かダイジェスト的にパタパタと話を進める展開と言い、やたらにあの作品の影がちらついて不吉なことこの上ない。
最後は親父による一人前の暗殺者としてのテストですか。涙ながらに命乞いをする少女を、客観的に見て冷静に殺害できるかという。それにしても親父が読み上げる罪状は一片の情状酌量の余地もないものでしたね。まあ普通のガキならあれだけ命乞いされたら動揺するところでしょうが、中の人はそういう修羅場を既に何度もくぐり抜けている人物ですから(しかも組織のために暗殺していたわけだから、相手は社会的に見た時の悪でないどころか善である場合もあるでしょう)、全く微塵の動揺もなくあっさりと殺害してしまいました。ここまでクールだと、親父も喜ぶよりも実際はビビりそうなもんだが。
とりあえず親父の教育は「単なる殺人マシンになるな。あくまで社会正義のために暗殺を行うんだ。」というもののようです。
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