結局は何もないまま終わってしまいました
一応最終話とのことだが、案の定、何も始まってないし何も終わってないな。
とりあえずセリア先生を奪取したけど、これも奪取しただけで別にそこからどうこういうのもない。それどころか最後に蛇足的に、やっぱり「本命登場」したことを加えている。最終回になっていかにも思わせぶりに登場した黒幕っぽいやつといい、「この話はまだまだ先があるので第2期を出したいです」という空気がプンプンなんだが、第2期登場のアナウンスがなかったということは、ここで中途で終わりで、後が気になる人は原作をどうぞってとこか。
第2期作ったところで大した作品にならないのは確実だし
もっとも第2期が登場したところで、所詮はどの程度の作品になるかってのは想像つくんだよな。今の流れだと、無双の主人公中心に美少女キャラがワラワラのハーレムヒャッホーものにしかならない。まあ味付け程度に主人公を巡る陰謀劇みたいなものが登場するんだろうが、それも基本的には「悪党ぶっ倒して終わり」って程度のものだろう。
そもそもアニメ自体も、ヒロインを可愛く見せることだけに特化した雰囲気が強かったから。主人公の戦闘とか魔法とか、その辺りのシーンは基本的に平均以下なんですよね。それに以前から何度も言っていたようにストーリー展開がバタバタしすぎで全然盛り上がらない。まあそもそも無双すぎる主人公ってのがストーリー立ての決定的な邪魔にしかならない上に、主人公がこれという明確な目的意識を持っていない(一応は親の敵を討つという取って付けたような目標が現れたが)ってのストーリーの方向性が見えない原因。
結局は転生もの流行初期に非常に多かった「転生したら俺様も無双になって美少女にモテモテのウハウハ」というタイプの作品からほとんどはみ出してないんですよね。特有の世界観とかも見せるでもなく、主人公の成長要素を加えるでもなく、すごく表層的な話ばかりだった。と言うわけで、わざわざ続編作るほどの話でもない。
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