無双の真が森鬼を呆気なく屈服させる
結局は邪魔な冒険者一行を追っ払っといて、真は森鬼の二人をあっさりと返り討ち。そう言えば真ってこっちの世界で無双だったんだよな。どうも忘れそうになるが。この二人はアクアとエリスって、確かに某スポーツ飲料みたいな名前だ。途中で場面転換の時にもろにそのスポーツ飲料登場したけど。この作品って基本的にギャグはスベりまくりなんだが、こういう小ネタは意外と決まるんだよな。
で、その森鬼の集落は真が商人と聞いて不審を持ちながらも一応歓迎・・・って思ってたら暗殺する気だったんか。しかしそこにリッチが現れて大混乱。しかしこのリッチを真がいとも簡単に瞬殺してしまった。あれっていわゆるエナジードレイン? なんか纏っていた禍々しい魔力が吸収されてしまってやけにアッサリしてしまったが。真の技ってリムルのベルゼビュートみたいなものか? とにかく魔力を著しく無駄遣いしている技らしいが、真の魔力は事実上無尽蔵だから。それにしても今回は「真は実は無双なんですよね」という設定を思い出させるかのように真の戦闘が多いな。
リッチの件もやけにあっさりと解決
しかしこのリッチの件、魔族が云々って言っていたから、終盤の大きな盛り上げにつながる話になるのかと思っていたら、あっさりと解決してしまった。この作品って、毎回毎回何か問題起こってもそれが実にアッサリと解決するんだよな。話に溜とかそういうものが全くない(笑)。だからやけにアッサリした印象のストーリーになってしまう。
このリッチはいつか元の世界に帰りたいという気がある真と目的が一致することから、真の三人目の従者になったか。魔力剥がれてしまったから能力的に大分落ちていて、相当かさ上げしないといけなかったようだが。それにしても真が元の世界に戻るというのはかなりの難題の模様。女神の協力が得られたとしても一割以下ってんだから、確かに真の言う通り自殺志願みたいな物だ。まあそもそもそう簡単に戻せるんだったら、真が一方的に勇者失格にされた時に、月読命も真に祝福を与えるのでなくて元の世界に返したはずだしな。まあそもそも簡単に真が元の世界に戻ってしまったら、この作品自体が成立しないが(笑)。
で、ヒューマン連中がしでかした模様
ただ行きがかり上亜空に連れ込んでしまった冒険者一行だが、思いの外外道な性格の模様。この世界のヒューマンって女神に偏愛されているせいか、性格的にあれな奴が多いようだ。女神の差別思想だけ受け継いでいて。で、あの大爆発はどうせこいつらが何かしでかしたんだろうな。巴がいきなり血を吐いたのは分からんが。毒を盛られたというわけでもなさそうだし。亜空自体にキズがついてそれが巴に返ってきたか?
それしても全何話かしらないが、もし全12話だったら、後2回で終わりってことになるが、まだ何も始まっていないし何も終わっていないな。何かこの作品って、延々とプロローグやっているような印象で「本編いつ始まるの?」って言いたくなるところがある。そういうところは昨日の精霊幻想記と被るんだよな。そう言えばこの作品も結構展開がバタバタしている。
次話はこちら
前話はこちら