白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

SCARLET NEXUS 第8話「病院の真相」

政府の陰謀に直面するユイト達

 病院に潜入したユイト達はナギと再会しますが、ナギは自身が操られていることを自覚している模様。どういう経緯でユイト達の前に現れたのかは不明ですが、もしまた操作されたら抵抗できないからとユイト達を逃がす。怪異を一人で食い止めてここで散るのかなと思っていたのですが、どうやら生き延びたようですね。やはり能力の方もかなり強化されていた模様。完全にモルモットにされているようです。

     
プライムビデオ配信中

 そして騒動を起こして帰還したユイト達はフブキから事の子細を聞く。要するに脳力を強化しようと脳をいじくり回す研究の過程で、人格矯正と怪異化が見つかったということか。ただ人格矯正の方は分かるんだが、怪異化の方は脳をいじくり回すことで肉体まで変貌するというのは理解不能。ある物質を作用させるという言い方をしていたが、それが鍵なんだろう。それにしても人格矯正って独裁者が夢見る典型的な技術だな。しかしフブキが自ら言った「僕は政府の犬だから」って言葉はある意味で重い。つまりはユイトもこのままこっちにいるというのは政府の犬になるということだというのを匂わせている。ある種の決断を迫っているように感じられる。

 

カサネ達も事件の核心に迫りつつある

 一方のカサネ達はナオミを探して某施設に潜入。そこで怪異化したナオミと再会。どうもある薬が効いている間だけは理性が戻るようだが、それが切れたら完全に怪異になってしまう模様。どうもカレンはすべてを知っている上でカネサ達を行動させたようだが、そりゃカレンはアラシでなくても「説明しなさすぎ」って思うわ。ようやく何やら重要なことを説明したようだが、内容は「○△□*×」。お聞かせできませんってことらしい。何か卑猥な言葉でも言ったのか(笑)。

 で、そのアンプルが鍵になるようだが、それがなぜかユイトの元にも届けられたと。何かよくわからない話になってきた。目下のところ、ユイトはナギを救いたいと考えているし、カサネもナオミを救うと言うことを最優先に置いている。結局は大本は同じところから端を発しているわけだから、行くべきところは一つのように思えるのだが、今のところは両者は全く正反対の立場に位置している。これが今後どのようにもつれていくのかがこれからの展開の見所か。

 

次話はこちら

anime.ksagi.work

前話はこちら

anime.ksagi.work