何やら裏がありそうな商人と知り合い、真も商売を始める模様
真はレンブラント商会の依頼をあっさり解決です。何しろそもそも要求されていた品を持っていたから受けた依頼ですからね。それにしてもこのレンブラントなる人物、いかにも商売人らしく人当たりの良いナイスミドルですが、妻子が呪いをかけられるなんてのは何やら恨みを買っている模様。裏で彼に恨みがあるらしき奴が暗躍しているようですし。まあ商売人は結構そういうドロドロがありますから。にしても本人を襲撃するのでなく家族に呪いをかけるなんてのは相当に根深い恨みを買っている模様。
で、真は商人ギルドに登録ですが、筆記試験はさして秀才というわけでもない真でもいきなりぶっつけ本番で可能なレベルでしたか。この世界って、女神が顔で選んだ連中ばかりというだけあって、ルックスのレベルは高くても頭のレベルは今ひとつなようです。人間性の方もあれな連中がゾロゾロいるようだし。まあ確かに真の言う通り、ろくでもない世界だわな。
戻ってきた巴とアニオタ街道を進み始めた澪
武者修行に行っていた巴はカニをぶら下げて帰還。そもそもの目的であったレベルアップは果たせたんだろうか? そう言えば生物学的に言えば、カニって蜘蛛の仲間なんだよな。
そして真の記憶から澪はアニメと特撮にはまったか・・・。何かオタク一直線になりそうな雰囲気がある。時代劇かぶれとアニオタとはこりゃまた強烈なお供になってしまった。真の記憶を巴が覗けるから、それをメディアに落として澪が文字起こしをしてるわけか。まあ真の記憶には元の世界の技術の情報なんかもあるから、それが亜空の発展に役に立つってことなんでしょう。ただ真が友人に無理やり見せられた番組の記憶なんてのもキチンと残っているということは、真が強く記憶しているわけでない単に体験したというレベルの記憶まで巴は引っ張り出しているということか。
真は巴と澪の露骨な誘いをあっさりとスルーしましたが、それはやっぱり正体を知っているからそういう気にはならないってとこかな。ただ転生ものってヒロインワラワラで主人公がウハウハってのがお約束なんだが、真はどうもそういう展開にならないな。まあ彼はこっちでは「あり得ないぐらい不細工」ということで、ヒューマンに手を出したら殺すと女神に言われてるからな。同級生のことを思い出していたから、女に興味が無いってわけではないようなのだが。
結局は真はこっちの世界で商売しながら亜空でシムシティするってことか? だとしたら、そう積極的にこの世界を探検する必要はないわけだが、まあそれだとあまりにストーリーが膨らまないから何らかの展開があるんだろうけど。
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