白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

ヴァニタスの手記 第5話「Reminiscence-友-」

明かされたノエのクソ重たい過去

 以前からチラチラとは出ていたが、ノエもとんでもなくクソ重い過去を背負っていたということが登場しました。こんなクソ重い過去を背負いながら、あの一見脳天気に見える性格はどうやって形成されたんだろうか。

     
プライムビデオ配信中

 呪いに捕らわれた幼なじみを見殺しにせざるをえなかったということは以前から匂わされていましたが、それどころか彼女を救おうとしたことでかえって他の仲間まで命を奪うことになり、しかも一番の親友は目の前で首チョッパですか。こりゃ人格崩壊しても仕方ないぐらいのクソ重たい過去です。どうやって彼が立ち直れたのかってことがむしろ謎ですね。

 

こうなると「先生」なる存在が俄然怪しくなってきた

 まあこういう経緯があったとしたら、ヴァニタスの病を治す力に注目するのは当然理解出来ますが。それにしてもここでノエが言っていた「先生」なる存在が、当初の比較的長閑な雰囲気から一変して、かなり怪しい存在になってきた。下手したらすべての黒幕である可能性さえある。またその先生こそがすなわち元のヴァニタスであり、彼こそが病を起こしている張本人って可能性もあり。

 で、今回はノエがその心の奥底の闇を突かれて、彼自身も呪いの中に引きずり込まれようとされていたところが、ヴァニタス(現)の乱入によって間一髪で救助されたってことか。

 ところでシャルラタンって何だろうと思って調べたら、近世フランスで大道芸人なんかを引き連れて人を集めて怪しげな薬とかを販売する怪しい団体だそうな。確かにそのイメージ通りだな。今なら霊感商法とか催眠商法の類いか?

 

前話はこちら

anime.ksagi.work