白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

2021夏アニメ 水曜日編2

 今年の夏アニメの水曜版の2周目です。今期も例によってBS11を中心にその他を加えてチェックしていく予定です。とりあえず火曜日の晩に放送された作品を。

 

転生したらスライムだった件 第38話「人魔会談」

 周辺諸国のリーダーが集まってきて人魔会談の開始ですが、どう考えてもテンペストが軍事力に圧倒的すぎて、普通にやったらテンペストが牛耳ることになってしまいそう。ちなみに牛耳るとは、古代中国で会盟をする時に主催する国が生け贄の牛の耳を切って、皆で血をすすって盟を約したからと言われている。

     
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 なにせリムルは大国ファルムスの精兵を一人で全滅させてしまったし、ヴェルドラも一国を滅ぼすだけの能力を持っていますから。この二人が盟友となれば戦力的には圧倒的すぎて他の国としては手を出しようもない。実際のところ、周辺国がすべて連合してつぶしにかかっても返り討ちだろう。まあ周辺国がテンペストをつぶそうとするなら、一番最初に取るべき策はリムルとヴェルドラの離間策だろうな。二人を争わせでもしない限りまず手は出せない。

 とりあえずリムルの人徳というか何と言うか、周りの国はテンペストが侵略してくる事態は全く想定はしていないようだが。リムルとしてはここでは周辺国の不信を買わないように動く必要が政治的には求められることになる。今まで軍事強国ドワルゴンの保護国的なニュアンスがあったが、こりゃ完全に立場が逆転している。

 そして今回、クレイマンの背後にさらにそれを操る黒幕らしき人物が登場。ユウキ・カグラザカと言えば、あの子供たちのところにいた男だったっけ。何を目論んでいるのかが今ひとつ良く分からんが、彼もいずれはリムルの前に立ちはだかることになるんだろうか。

 ところで、案の定と言うかやっぱりというか、シオンとディアブロが早速火花を散らしていました。この二人、いずれそうなるのは見えてましたね。今後もリムルを巡って火花を散らしそう。

 

ゲッターロボアーク 第2話「運命の子ら」

 典型的なお約束パターンの第2話だな。主人公達が早乙女研究所に合流して、そこの連中と軋轢を起こしながら仲間になっていくというパターン。それに合わせて敵がどうやら異星からやって来ている高度な文明をもつ宇宙人らしいと言うことも明かされる。

     
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 と言うわけでお約束ガチガチのパターンを踏んだところで、いきなり敵が現れてという展開。主人公達はまだメカに慣れていないから待機だが、どうせいきなり劣勢展開でぶっつけ本番で出撃って展開になるんだろうことは今から予測出来る。

 それにしても不必要に暑苦しくてガチャガチャした様子なので、やっぱりこのシリーズはあまり好みではないな。いよいよしんどくなってきたら次回辺りで落ちるかも。

 

精霊幻想記 第2話

 主人公は王女救出の功績で何やらエリート学校への入学を許可されたけれど、王侯貴族の子弟が通う学校では平民上がりの主人公に対しては白い目が・・・。なんてお約束のパターンなんだ。先生が萌え萌えの少女ってのは今時。しかも彼女が明らかに主人公のことを気にしていてと、将来的にハーレム展開する伏線はもう張りまくっている。

     
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 で、一応前世では大学生だったから、計算ぐらいは文字さえ分かれば出来るし、どうやら剣術を鍛えていたらしいので剣の腕も認められてと、転生要素が少し入っているがどちらか言えばやはり能力強化の口実であって、目下のところ転生の必然性はまるでなし。前世での幼なじみの少女のことを思い出していたから、彼女も何かの形でこの世界に転生していて、それが後に絡んでくるという展開だろうか。せめてそのぐらいのことがないと転生の必然性皆無である。

 目下のところはまだストーリーが本格的に動き出す前の仕込みというところ。どうも主人公を取り巻く陰謀が渦巻き始めているようであるので、いずれは主人公はそれに巻き込まれるという展開になるんだろう。


 今日は「転スラ」以外はどちらもお約束のストーリーの仕込み段階というところ。ただ「ゲッター」は私的にはどうもあまり相性が良くない感じ(やっぱりあの絵柄は苦手だ)であり、「精霊」は非常に月並みな話になりそうな予感がするので、どちらも途中で落ちる可能性がありそう。

 

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